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公衆衛生学の授業で、4/7、4/14に見た、ビデオの内容と論文の内容を踏まえて
                

1.はじめに
  私は、4/7と4/14のビデオの内容を踏まえ、授業で最近聞き始めたエリスロポイエチンという物質について書かれた論文と関連させて下記に記す。

2.選んだキーワード
  Environmental destruction, neuron

3.選んだ論文の内容の概略
エリスロポイエチン(EPO)は細網内皮系における重要な役割を果たしますが、神経保護と抗炎症剤仲介としてのエリスロポイエチンの機能はさらなる定義を必要とします。 したがって、私たちは第一のニューロンと脳の小神経膠細胞での遊離基負傷の間にエリスロポイエチンによる保護を調停するセルメカニズムを調べました。 ニューロンの負傷は細網内皮系,尿細管,組織培養細胞の生体染色のために使われるトリパンブルーによって評価されました、DNA断片化、ホスファチジン酸とセリンの縮合物.生体膜に存在するホスファチジルセリン(PS)の露出、Akt1リン酸化、悪いリン酸化、ミトコンドリア膜の可能性、およびシステイン蛋白酵素活動。小膠細胞起動は、セルの核抗原ホスファチジルセリン受容体表現を増殖させることで評価されました。エリスロポイエチンは鋭いゲノムDNA破壊を防ぐことができるくらいのものと必要で同様にエリスロポイエチンによる保護が反エリスロポイエチン中和抗体によって完全に撤廃されるのでその後の膜のホスファチジルセリン露出である本質的なニューロンの保護を提供します。ニューロンの食作用の防止のために脳の小膠細胞起動の抑制と小膠細胞ホスファチジルセリン受容体表現の抑圧でエリスロポイエチンによる付随的な保護を提供します。小膠細胞走化性に関して、エリスロポイエチンは主としてcaspase1の規則を通る小膠細胞起動に必要なニューロンのペプトン性の膜のホスファチジルセリン露出を変調します。エリスロポイエチンはミトコンドリア膜の可能性、シトクロムcリリース、およびcaspase1、3の川下の変調、および8のような活動でAkt1活動、悪いリン酸化を増加させて、ニューロンの核DNA保全を維持します。ニューロンの保全と扇動的の小膠細胞起動の両方を調停するエリスロポイエチンの本質的で付随的な保護的な小道を解明すると、急性のニューロンの負傷に対して向けられた将来の療法の開発は機能アップされるかもしれません。

4、選んだ論文の内容と、ビデオの内容から、自分自身で考えたことを、将来医師になる目で捉えた考察

論文の内容としては、エリスロポイエチンは小膠神経細胞、Akt1、Bad、およびcaspaseによって調停された小道の変調で本質的なものと同様に付随的なニューロンの保護を伸ばしています。また私が調べた所によると、赤血球の産生はエリスロポイエチン(erythropoietin)により調節されています.エリスロポイエチンは分子量約40,000の糖蛋白質で,腎臓(9割)あるいは肝臓(1割)で産生・分泌されています.血中半減期は5時間です.貧血時など低酸素状態では分泌が亢進し,骨髄幹細胞を刺激して前赤芽球の合成を促進します.低酸素は糸球体におけるプロスタグランディン生成を促進します.これによりアデニル酸シクラーゼが活性化され,エリスロポイエチンが分泌されると考えられています。医薬品としては、エポエチンアルファ(商品名エスポー)、エポエチンベータ(商品名エポジン)といった遺伝子組換えによるエリスポエチン製剤があり、腎性貧血に用いられます。

また、4/7のビデオで触れていた水俣病について述べると、昭和31年(1956)4月21日原因不明の激しい脳症状を訴える5才の女児が新日本窒素肥料(株)(注:現チッソ(株))水俣工場附属病院に受診し、同月23日に入院しました。同年5月1日同工場附属病院長が水俣保健所に脳症状を呈する患者の発生を報告し、この日が「水俣病公式確認の日」とされています。昭和43年9月26日に厚生省が発表した水俣病に関する政府統一見解によると、「水俣病は、水俣湾産の魚介類を長期かつ大量に摂取したことによっておこった中毒性中枢神経系疾患である。その原因物質は、メチル水銀化合物であり、新日本窒素水俣工場のアセトアルデヒド酢酸設備内で生成されたメチル水銀化合物が工場廃水に含まれて排出され、水俣湾内の魚介類を汚染し、その体内で濃縮されたメチル水銀化合物を保有する魚介類を地域住民が摂食することによって生じたものと認められる。」とされています。水俣病は、メチル水銀により中枢神経を中心とする神経系が障害される中毒性疾患です。腎臓等が障害される無機水銀中毒とは異なった病像を示し、神経系以外に障害が生じることは確認されていないことが定説となっています。臨床的には多様な症候が生じ、主要な症候は、四肢末端の感覚障害、小脳性運動失調、両測性求心性視野狭窄、中枢性眼球運動障害、中枢性聴力障害、中枢性の平衡機能障害等です。また、母親が妊娠中にメチル水銀の曝露を受けたことにより、脳性小児マヒ様の障害を来す胎児性の水俣病も報告されています。水俣病は、他の物質による中毒症と同じく、体内に蓄積された原因物質であるメチル水銀量が発症閾値を超えた場合に発症の可能性が生じるが、体内に摂取されたメチル水銀は、同時に体外へ排泄されるため、継続的に一定量の摂取が続いた場合、継続摂取量に対応する限界蓄積量以上に体内にメチル水銀が蓄積されることはありません。水俣病の判断は、水俣病の各神経症候が他の原因によっても生じるため、メチル水銀の曝露があった者について、判断の蓋然性を高めるため症候の組み合わせによる判断条件に基づき行われています。熊本水俣病と新潟水俣病そして神通川下流域である富山県婦中町(現・富山市)において多発し、骨が脆くなり、ほんの少しの身体の動きでも骨折し、くしゃみや、医者が脈を測るために手を持っただけで骨折した事例や波及的に死亡する事もあって、カドミウムが原因とされているイタイイタイ病や、四日市市で四日市第1コンビナートが操業を始めた事により排出された硫黄酸化物(SOx)による大気汚染が原因で、三重県四日市市で1960年から1972年にかけて発生した集団喘息障害である四日市ぜんそくは四大公害病といわれ戦後日本の経済発展の裏面として知られています。

さらに、4/14のビデオの内容である遺伝子について述べると、生命の営みは「遺伝子」によってコントロールされ、遺伝子の欠陥は細胞の構造や機能を損ない、その結果として病気が現れます。遺伝子疾患はすでに多数が知られ、また高血圧などの生活習慣病や癌、そして神経難病なども遺伝子の影響を受けることが解明されつつあります。遺伝子治療とは、正常な遺伝子を細胞に補ったり、遺伝子の欠陥を修復・修正することで病気を治療する手法です。生命活動の根幹を制御する治療法であり、遺伝子疾患だけでなく、癌やエイズ、そして難病など、様々な病気の治療への可能性があります。遺伝子疾患は、軟骨無形成症、ハンチントン病や家族性高コレステロール血症があげられる常染色体優性遺伝病や嚢胞性線維症等がある常染色体劣勢遺伝病、血友病、赤緑色盲、レシュ・ナイハン症候群のあるX染色体連鎖遺伝病、Y染色体連鎖遺伝病、染色体異常型遺伝子病がある。中でも、染色体異常型遺伝子病はダウン症候群、18−トリソミー症候群、13−トリソミー症候群、ターナー症候群、トリプルX女性、クラインフェルター症候群、猫なき症候群、ウォルフ症候群がある。遺伝病における遺伝子治療では、遺伝子そのものを直接操作して治療を行います。 重要なのは、異常遺伝子そのものは無害ですが、異常遺伝子によって作られるタンパク質が有害ということです。そのために、遺伝子の直接操作だけでなく、遺伝子の解析により遺伝子の働きを知り、それに応じた間接的な手法も可能になります。 治療用遺伝子を治療する細胞に送り込むには、後述のベクターというしかけを使います 。遺伝子治療のための遺伝子解析の副産物として、異常遺伝子を特定した上で、遺伝子異常による二次的なタンパク質の異常などを特異的に治療する方法があります。異常遺伝子を特定することで、それに応じた特異的な治療物質を作ることが理論的には可能です。遺伝子治療は病状進行を停止させる可能性はかなり期待されます。しかし、(運動機能など)すでに失った身体の機能を回復することは難しいと考えられます。一度傷害・破壊されて失われた(神経)細胞や組織・器官を復活させることはできないからです。そのため遺伝子治療を補うものとして、別に研究されている、(神経など)失われた細胞や組織・器官を再生させる治療が必要になると考えられます。

私はこれらのことから、エリスロポイエチンの新たな働きでこれらの遺伝子病に対する特効薬となる可能性もはらんでいることが分かりました。現在は、このように新たな薬の発見で今まで改善されることのなかった病気の治療が起こる可能性があるが、昔のような4/7のビデオの中の水俣病といった病気たちはその当時治すことは出来なかったです。さらには、四大公害病にあるような病気にかかっていた人々は病気が理由で差別を受けていたのです。このように病気が理由で差別されるようなことがあってはならないのは一目瞭然です。私は、過去に起こった失敗を今現代に生かして、現在に存在する感染症といった治しづらい病気で患者が差別されるようなことがないように、その病気に対しての認識や正しい知識を社会のみんなが理解できるように、医師になったときには働きかけられるようになりたいです。また、その難治な病気を今流行している遺伝子治療やまた薬をうまく使用することにより治せるような医師にもなりたいです。つまり、私は、これから一切病気の事で幾人も差別がされることがない社会にするために働きかけることができ、最新医療の技術を用いて難治な病気が治せる医師になりたいのです。そのために、色々な患者の背景や、患者の治療にあたるさいに様々な視点から医療行為を行うことを医師になってからの第一目標にしていこうと思います。


5.まとめ
 4/7と4/14のビデオの内容と授業で最近聞き始めたエリスロポイエチンという物質について書かれた論文から得た私の医師像は、一人ひとりの患者に対して常に真剣に治療に取り組むことができ、治療困難な病気にたいしてもすぐ諦めることなく、最新の医療技術や現在使われているような薬を組み合わせて、病気に立ち向かっていき、また社会の様々な人に色々な病気の正しい知識を本当に理解してもらえるように働きかけられる人物です。このように、論文やビデオを通じて私の新たな医師像が出来たので、とても有意義な時間を使ってレポートを作ることが出来たので、私のこれからの学生生活で勉強だけでなく、人間関係についても学んで行きたいと思いました。