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 予防健康レポート                            
                               
  はじめに

 予防と健康の講義で観たビデオと、キーワードで検索した論文についてのレポートを作成した。観たビデオは2つのテレビ番組を録画したもので、一つは、「水俣病裁判」についての番組で、二つ目は、「遺伝子タイプで選ぶ治療法」というタイトルだった。論文を検索するためのキーワードは、「水俣病」と、「運動障害」を選んだ。論文をパソコンで検索し、図書室で探し、調べる、
初めての、作業だが今後、必ず必要になることである。
 はじめに「遺伝子タイプで選ぶ治療法」についての感想を述べ、その後に、水俣病裁判や、水俣病についての論文に対する、感想を書きたいと思う。

 遺伝子タイプで選ぶ治療法
人間とチンパンジーで遺伝子の違いは、0.3%と言われている、人間同士ならほぼ同じと考えられる。だが、まったく同じわけではなく、わずかな塩基配列の違いがある。その塩基配列の
違いが、人の体質を生み出している。たとえば、アルデヒド脱水素酵素の塩基配列が違えば、酒に酔いやすい、酔い難いと違いが出る。 体質の違いは酒と同じ様に、薬にも現れる。Aさんにはよく効くが、Bさんには効かない、Aさんには普通に投与できるが、Bさんだと副作用がでる、など、そこで、たくさんの人の遺伝子を調べ、ストックし、病気との関連を調べる、そのデータを使い、患者の塩基配列と、それに合った治療を行うことが「遺伝子タイプで選ぶ治療法」、すなわち、オーダーメイド医療といわれるものである。
 私は、オーダーメイド医療をすばらしい物だと思います、誰だって、自分にあった治療をしてほしいにきまっています。しかし、オーダーメイド医療をうけるということは、自分の遺伝子を調べてもらうということです。遺伝子からは有効な治療法の手がかりだけでなく、自分の体質
について多くの情報が得られます。 将来、掛かりやすい病気などもわかります、ネガティブにとれば、「自分は、ガンになって死ぬ」、と、言われているようなものです。 
 話は変わりますが、肥満も遺伝子が関わっていることが判りました、自分が太り安い体質と分かって、太らないよう努力する人もいるでしょうし、逆に、太りやすい体質とわかってダイエットを断念する人もいるかもしれません。どこまで、解析し、本人に伝えるか、こういった事柄は、
線引きが、むつかしいとおもいました。

水俣病について

水俣病とは? 
   有機水銀中毒で、四肢の抹消や口周囲の痺れなどの感覚障害ではじまり、言語障害や歩行障害などの運動障害、求心性視野狭窄、難聴、平衡障害、精神障害、振戦や痙攣、不随意運動、筋の強直などが起こる。メチル水銀の暴露が終わっても後遺症が残る。


講義では水俣病裁判に関する番組をみた。水俣病にかかっている多くの人が認定を受けられなかったことがわかった。厚生省の怠慢、患者の金銭問題、差別など、さまざまな問題があり、今も残っています。水俣病になるとさまざまな症状があらわれますが、重度なものから、軽度なものまであります。これも遺伝子の違いによるものでしょうか。
 今回読んだ論文は二つとも、内野 誠という人が書いたもので、一つは脳のCT画像に違いが見られるか、というもので、もうひとつは水俣病と合併する病気について書かれたものだった。
一つ目の論文では、新しく水俣病と認定された人のCTを調べたが、画像に変化があまりみられなかった、という内容だった。二つ目も、視覚障害などは明らかに増えているが、高血圧などに関しては水俣病にかかってない人と変わらない、というものでした。これらの論文が書かれたのは昭和59年、61年で、水俣病患者の平均年齢も、かなり高くなっており、脳の萎縮や、高血圧などが水俣病によって起こされたと断定できないことが、結果にでた。少し前、長島愛生園にいたが、そこで暮らす元ハンセン病間患者と同じように水俣病に見かかった人たちも後遺症を味わった。後遺症の激しい病気は差別の対称になる、水俣病にかかったひとの家族も差別され、厳しいときを過ごした。水俣病については、病気の概要をまなんだが、論文については、さっぱり理解できなかった。

取りかかりが遅く満足に調べることができなく反省するばかりです、それと、パソコンの知識があまりにもなさすぎるので、もう少しでのいいので扱えるようになりたい。