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僕はこのビデオを観終えた時、水俣病の悲惨さや、それに対する法律の難しさはもちろんわかりましたが、それと別にひとつ気になることというか、いつも腹立たしい光景がありました。
なぜ官僚側はいつも自分達が悪い時にああいった態度なのでしょうか?
心底謝罪しているところを見たことがありません。
なにかそういうふうにしなければならない理由やそういったときのマニュアルがあるのか?と思うくらいです。
最近で言えば尼崎の電車の事故でのJR西日本の謝罪会見です。
僕の実家も□□県○○市なので現場から近く、尼崎にも親戚や友人が多くいます。
幸い誰も事故を起こした電車には乗車していませんでしたが冷や汗ものでした。
あんな事故を起こしておいて会見では、一応は謝罪していましたが自分達のせいではない、置石のせいだ。
と言いたいのが見え見えでした。
自分のせい、そうではないにかかわらず、事故はJRの電車で起きているのだから、しかもあれだけの死者をだしておいてそれはないやろうと、もっと責任感じろ、他人事のように語るな!と憤りを感じました。
「強い者が勝つ」これが成り立っていいのはスポーツやその他勝負ごとだけです。
水俣病の認定をめぐっておこなわれた裁判。
原告の人達が勝訴しました。
しかしお偉い様達は、53年法は否定されていないなどとごねてました。
予防と健康の講義で先生が僕らが卒業したら中には厚生省に入って、ビデオの被告側の立場で仕事をする人もいるかもしれないとおっしゃいました。
僕がもしそうなったらビデオにでてきた人みたいになってしまうのでしょうか?テレビでは見えないけれどものすごい圧力が上からかかっているのでしょうか?僕は正義のあるところで働きたいです。