Misery Hunter
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月の光を 斜めに区切る
高層ビルの 都会は
愛の言葉も サングラス越し
傷はつけない 恋人

 あなたも 流行りのスタイルに
 心を 隠したままで
 今夜の 相手を捕まえに
 はなやぐ 街へ出かけた

Misery Hunter 一夜なら
Lonely Hunter 愛せると
Good-night, Hunter うそぶいて
夜の舞台を 彷徨うばかりか
白い舗道に やけに冷たい
木枯らしが舞う 真夜中
口づけさえも 芝居のように
つくってみせる 恋人

 クールな 獲物がほしいのと
 唇 濡らしたままで
 かすかに 記憶を横切った
 涙も どこかに捨てた

Misery Hunter いつのまに
Lonely Hunter その肌を
Good-night, Hunter 踏みつけた
男たちさえ 忘れてしまって

作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱:大槻剛巳
1978.12.29.