君が描いた 似顔絵
今もそっと 取り出す
少し俯いた 少女の頬
恥じらいにも似た 紅がある
そんな風に 私を
見つめていた 想いを
白い指先で 引き裂いている
もう忘れたいの あの頃を
あぁ 琥珀のグラスに
映る 歪んだ顔
そう 都会の夜明けに
落とす涙も 失くしたままで
眠りつく 私よ
※思いつめた 視線を
気付いていた 記憶が
今は懐かしい この胸へと
君が一言を 投げたなら
|
君もすぐに 二十歳ね
花のような 少女と
青空を超えて 風と走る
そんな情熱を 知っている
あぁ 地下室ばかりが
今は 私の場所
そう 男の背中に
溺れ続ける 小舟になって
眠りつく 私よ
※ repeat |