引 越 し
それほど 大きな
荷物も ないので
トラックなんて いりません
どうせ また 四畳半
半分 開いた 窓のそば
枯れたスミレが 座ってる
ひざしは とても 明るいけれど
部屋の中までは 届かない
今はもう どうでもいい
思い出なんてものは
汗の 染み込んだ この部屋とも
もう お別れさ
すりへった 四畳半
冷めたお茶に コーヒーカップ
汗の 染み込んだ この部屋とも
もう お別れさ
作詞:幸田圭子,作曲:大槻剛巳
1973.7.31.
編曲・演奏・歌唱:大槻剛巳 2013夏