Mr. Southwind
今夜の船で 次の旅立ち
“愛してる”
そんな台詞も カタコトなのに
港の匂いの するバーで
初めて グラスを
重ねたあの夜
Mr. Southwind
見知らぬ国の 恋物語
映してた
日に焼けた肌 かき上げる髪
ブルーの瞳の 奥に見た
世界の 女の
涙のあとさえ
※すぐに別れが来ると
わかっていたわ 私
だけどあなたの 素肌の海に
おぼれていった 小舟は
確かに 愛してた
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Mr. Southwind
あなたの汗に 慣れた胸元
書いていた
小指の文字は きっとサヨナラ
港を見下ろす ホテルなら
少しも あなたを
引き留められない
※ repeat
Mr. Southwind
あなたがくれた 甘い夜さえ
投げつけて
いっそ旅立つ あなたに向けて
今夜の汽笛は 聞かないわ
今更 涙を
流したくないの |