秋 も 深 ま る 頃
秋風は ふるえる肩の
しあわせも ゆううつ色に 染める
ふたりには あざやかすぎる
思い出が あまりに 多すぎて
なぜ ふたりは 肌をよせて
愛に しがみつく
さあ もう さよならさ
秋も深まる頃
夕暮れは いたわりあいの
優しさで ふたりの影を 包む
ほほえみに 消されてしまう
さよならを 毎日 繰り返す
ほら ふたりの 歩く途は
ここで 行き止まり
さあ もう さよならさ
秋も深まる頃
作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱:大槻剛巳
1973.11.13.