あつい日差し 逃れて 
陽気な風を 逃れて 
 二人どこへ 二人どこへ 
  始まりと 終わりが 
  にっこり 握手した 
 
夏の空は 明るく 
まともに 見つめられない 
 二人どこへ 二人どこへ 
  冷たすぎる 指先を 
  あたためあってるように 
  手と手を 重ねあうの 
 
      ここへおいで せめて今は 
       | 
      白い肌を 寄せ合い 
いいんだ 何も云わずに 
 二人どこへ 二人どこへ 
  笑ってた 昨日が 
  突然 泣き出した 
 
枯れた花も そのまま 
残しておこう 窓辺に 
 二人どこへ 二人どこへ 
  ほほえみより あたたかい 
  日差しを 閉ざした 部屋で 
  やさしく 抱いてあげる 
 
ここへおいで せめて今は |