君と僕
どっちがどれだけ 悪かったなんて
罪の はかり合いは したくない
ふたりは ただ偶然に
同じ駅から 汽車に乗って
お互いの
降りる駅を 知らなかっただけ
知ろうと しなかっただけ
寒い夜は 泣きながら
僕の胸で ふるえていたね
時々
淋しい目をして 拗ねてた君
“雨降りが 好きなの"と
くもりガラスを みつめていた
忘れないよ 昨日までのこと
忘れないよ
二人で 歩いた街も
二人吹かれた 風のにおいも
今でも すぐそばに
やさしい 君がいるようで
君の声が 聴こえるようで
|
君と僕
どっちがどれだけ 傷ついたなんて
愛の はかり合いは もうよそう
ふたりは 愛し合っていた
それは 本当のことだろう
今だって
僕には 君が大切なんだよ
待っているよ 君のこと
忘れないよ 君のこと
忘れないよ
忘れないよ・・・・・・ |