風 の よ う に
あんまり空が 晴れていたから
時のたつのも 忘れていたよ
小川の水の
優しいつぶやき
耳のそばで
流れていたよ
緑の風が 小枝を誘い
小さなメロディー 奏でていたの
この野原の
ほんの片隅
名無しの花が
うなだれていた
ああ 時はもう
このままでいて
風のようには
流れないで
ああ 時はもう
このままでいて
風のようには
流れないで
作詞:幸田圭子
作曲・編曲・演奏・歌唱:大槻剛巳
1973/05/20