思い出が 胸に 多過ぎて 
話す言葉も 途切れがち 
枯葉を濡らして 降る雨に 
あぁ 涙ぐむ あなた   
 
何気なく 絡む まなざしも 
夏の輝き 忘れてる 
硝子の雨粒 指先で 
あぁ 辿ってる あなた 
 
 秋は わけもなく 寂しさに 
 がんじがらめの 二人なら 
 もっと 肌と肌を 寄せ合って 
         しあわせな秋を あなたと 
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      好きだよと そっと ささやけば 
甘くほほえみ 返すけど 
雨傘ひとつで 歩く路 
あぁ すれ違う 心 
 
濡れた肩 強く 抱きしめて 
髪の匂いに おどる胸 
震える背中の 幸せは 
あぁ 逃げ出しは しない 
 
 秋は わけもなく 寂しさに 
 がんじがらめの 二人なら 
 もっと 肌と肌を 寄せ合って 
         しあわせな秋を あなたと |