飾 り 棚 に は 恋 ひ と つ
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アルバムを 開ければ 
砂浜の 匂いが
忘れられなくて 思い出
部屋中に 一杯
あなたの言葉を 
潮風にのせて
肩車すれば 
倖せな 夏の日

降り出した 小雨に 
窓ガラス 曇れば
いたずらっぽい 横顔 
ぼんやりと 浮かぶよ
あなたの言葉を 
貝殻にのせて
首飾りふたつ 
つくってた 夏の日

愛を忘れて 季節がめぐり
あなたの 声も 聞こえない
秋は 悲しく 彩変えて
飾り棚には 恋ひとつ









倖せに はぐれた
ズブ濡れの 仔猫を
そっと 抱き上げてやるのも
なくしてた 優しさ
あなたの言葉に
サヨナラが見えて
砂浜に深く
埋めてきた 夏の日

愛を忘れて 季節がめぐり
あなたの 声も 聞こえない
秋は 悲しく 彩変えて
飾り棚には 恋ひとつ

作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱:大槻剛巳
74 Summer Holiday