風 の 記 憶
思い出します 先回りの　秋の風に 髪なびかせて　ほほえんでた あなた　 もう　五度目の　この季節 出逢った街は いつのまにか　顔を変えて 二人歩いた　並木路も 今は　 この人ごみに　紛れます 　　年の違いなんて 　　気にならなかったはずの 　　二人の心に　吹いていた 　　世間の風　冷たい風 　　誰が　つぶやいた 　　・・・・サヨナラ	今ではぼくも 街の風に　流れるまま 昔愛した　同い年の あなた 今　倖せで　いるでしょう 　　年の違いなんて 　　気にならなかったはずの 　　二人の心に　吹いていた 　　世間の風　冷たい風 　　誰が　つぶやいた 　　・・・・サヨナラ 思い出します 追いつけない　秋の風に 後ろ姿を　震わせてた あなた 今　倖せを　祈ります
作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱：大槻剛巳 1978/07/06