破れた地図の 標を辿る
小指が 震えてる
巡った途を 忘れた日々が
心に うずくまる
若さを信じて 連れ去った
逃げ出す夜さえ
希望だと 信じてた
あぁ やけに 暑い夏だった
うぅ 皮の トランクに 汗が
いくつも 落ちていた
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季節を告げる 星で占う
明日が 震えてる
寄せ合う肩を 吹き抜く風に
不安が 凍りつく
言葉はいつから 色褪せて
想いは裏切る
今日までの 愛さえも
あぁ 一人 帰ってもいいよ
うぅ 焼けた 素肌さえ 痛い
真夏は 幾度目か
背中を丸めて 眠りつく
唇隔てて
嘘だけを 積み上げて
あぁ 涙 流すなら 今夜
うぅ 朝が 昇る頃 二人
影さえ すれ違い |