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学会初日の朝,これは本当に素晴らしい天気! 懇親会でも,今年一番の最高の日和だったと,来賓の旭川市の助役さん(市長さんの代理)が話されてましたが,本当に,気持ちのよい清々しい乾いた朝でした。
それで,常盤公園というところを,思いっきり散策させていただきました。市民のオアシス,憩いの場,という雰囲気ですし,周囲には道立旭川美術館や青少年科学館・川のおもしろ館,図書館などもあり,文化エリアって感じでした。 |
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7条緑道からの入口にある公園の名の入った碑です。 |
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兎に角,緑が深い,きっと,季節的にもとっても良い時期に行かせてもらったのだと思います。本当に木々の息づかいが心を洗ってくれるようでした。
千鳥ヶ池というのが東半分を占めていて,その周囲は多くの緑で潤ってました。元々が,原野であったでしょうし,勿論,道の開発に関しては,いろんな悲話があったり,あるいは先住の民たちとの紛争や確執などもいろいろあったこととは思います(ちなみに,池澤夏樹氏の最新長編に「静かな大地」というのがあり,ここに家系自叙伝的な,しかし,道開発の歴史の中にある意味翻弄もされた人間像が描かれております)が,今の自分が,この日,この時間に,暖かな陽光を浴びながら,木々の息吹を感じることが出来たその瞬間を例えようもな掛け替えのないものと感じることが出来たことを記憶として残すことが, 歴史と自然への恩返しかという気持ちにもなりました。
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夕暮れが美しいという旭橋のたもとは公園の北東のはずれです。
この辺りは,冬まつりの会場とのことです。 |
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大きな川があれば,治水の歴史もあります。そして,彫刻の街にはそのモニュメントもあります。 |
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園内には,いろいろな方の銅像や詩碑,句碑などもありました。道の歴史,上川地方の歴史に疎い私にはなじみの薄い方々ではありましたが。でも,開墾以来の歴史を感じることが出来ます。 |
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上川神社は駅からいいますと,常盤公園とは反対側で忠別川を越えたところにありますが,分社が公園内にありました。 |
風雪の群像
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彫刻の街の名の通り,公園内にも多くの彫刻が点在しております。
「風雪の群像」は,【「コタン」を象徴する老人のみが,何故,座しているのか,が論争の焦点であった。砂澤は群像の構図から「コタンという偏狭な地点にアイヌを座らせ」ようとする社会の視点を看取し批判を行った。そして,「コタン」論争の渦中の1972年に群像は何者かによって爆破される。1977年に再建され現在に至る。】という歴史を持っているそうです。
これも池澤氏の「静かな大地」で読める処と同じ根の問題のようですし,世界の他の地でも見られる問題なのでしょう。
そして私は気持ちとしてやはりいけない人の歴史であったと心を痛めざるを得ないところが正直な処です。ただ,医科学を通じて,すべての人の心身ともに健康な生活に貢献することのための努力しか出来ませんが・・・・。 |
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彫刻の奥の建物が「道立旭川美術館」です。もし,今度家族で来れたら,是非,行って見ます。学会で来る時は,そこまでの時間を取れなくって。 |
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公園の西半分は広場(冬まつり会場)になっていて,その周囲を彫刻があり,美術館があるということです。 |
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で, ↑ 微笑ましいっていうか,嬉しく感じたのが,30万都市の旭川ですが,この広場が,ラジオ体操の会場とのことです。 |
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えっと,チュンチャン達は,僕らの近くに居ます。逃げません。ちなみに,烏もあまり離れてくれません。しかし,会場の旭川市民会館の脇に,「カラス子育て中注意」ともありました。 |
旭川の近くの富良野のイメージとして,「北の国から」もありますが,「ラベンダー」も,そうですよね。そして,やはり会の時期に感謝すべきか,花も美しく心を和ませてくれました。これは,公園内の花壇です。 |