2004年3月24〜27日,東京 順天堂大学にて,第74回日本衛生学会が催されました。

発表風景をアップします。

学会の看板です 今回は,日本衛生学会としては画期的に一般演題は brief presentation なしの討論時間設定のみで,所謂「貼り逃げ」が出るかと思いきや,討論時間は非常に会場内熱気むんむんで(狭かったこともありますけど,),活発な議論が交わされておりました。塵肺のセッションは,いつも一緒になる兵庫医大の西村先生とも,また,一緒になり,楽しく discuss 出来ました。
皆,自分のポスターの前で ------------今回は両面テープでの貼付でしたので,ちょっと面倒くさかったのですが,貼り終えて,笑顔です。
24日に大槻は,編集委員会や評議員会,教育協議会と座りっぱなしでした。勝山先生も評議員会にご出席,夜は生憎の雨でしたが,高田先生も合流して(兵藤先生は,ご家族のご用事で残念乍,不参加でした)御茶ノ水駅から少し歩いて小料理屋さんで楽しい夕食をしました。

今回の学会では,一般演題はすべてポスター,ポスターの breif presentation はなし,oral presentation は,特別講演や,次期会長講演,奨励賞講演以外に,シンポジウム4つ,ミニシンポジウム4つなどであり,これらはすべてパソコン発表,と,会場数も減り,これまでの日本衛生学会の運営とは異なる現代的な運営で,なかなか良かった印象でした。 我々の教室関連では,以下の4つの演題が発表されました。

大槻剛巳,高田晶子,勝山博信,兵藤文則.Asbestos, chrysotile B, によるリンパ球系細胞株の細胞死とその修飾因子.

勝山博信,大槻剛巳,井手口清治,福永仁夫,福永龍繁,西條清史,角南重夫.骨芽細胞機能に及ぼすビタミンK2の影響.

高田晶子,植木絢子,兵藤文則,大槻剛巳.珪肺症症例における抗Fas自己抗体の検討.

兵藤文則,高田晶子,大槻剛巳.珪肺症における制御性T細胞の検討.