2021.6/20
梅雨の晴れ間・・・で、天気予報では、快晴かと思いきや・・結構、雲は多かったのですが・・・昔買っていた「歴史散歩:岡山町並み紀行」(1999年6月5日発刊、山陽新聞社発行、著者:富阪 晃氏)を読み直して、かつ、県北を眺めていて、いくつか訪れているのですが、今日は、旧作東町の土井宿です。・・・・まずは、蓮花寺さん
宿場町から、少し山に入った辺りです。
広くはない境内ですが・・・遠くの山まで、見えています。
真言宗です。
瑠璃山ですね。
ちなみに、前回、倉敷に戻った時にプレゼントされたTシャツと黒い上下・・・・ちょっとおしゃれすぎて、難しい着こなし。
落ち着いた境内です。ちなみに、このTシャツと上下は、この間、倉敷に戻った時にもらった「父の日プレゼント」~そういえば本日が父の日で。
ちょっと山肌にある感じも良いですね。
境内に百合が・・色とりどり
住職さんが見に来られていました。
山門の前の小さな池には、水連も。
少し、変わった色・・・。
さて~蓮花寺さん、広めの駐車場でしたし、停めさせてもらって・・・ふもとの宿場町まで向かいましょう!
蝸牛とか・・・いろいろ見かけます。あれ、ひまわり???
JR姫新線ですね・・・そして、宿場の中に入って・・・ひっそりとしていますね。
古そうな家並みですが、改装はされている様です。
本陣跡もありますが、普通にせいかつされているおうちです。
ニャンコが・・・そして。。。JRの「美作土居」駅です。
宿場町の看板もありました。
そして、偶々、下りの列車(一両)が来ました。
そして、駅前の木にキノコ
さて、そこから少し西に・・・惣門がありました(復元です)。
そして、勤王の四士の顕彰碑も・・そして、その埋葬の地も、山家川の河原に。
さらに、一里塚で、北側が松、南側は榎です。
そういえば、新庄のがいせん桜通りにも、松が一本、一里塚です。
この橋は、門尻橋だそうで・・・東(播州)側は門際橋だったそうですが・・。で、では、上りの道へ。
この脇本陣も・・普通のお宅でしょうね・・・小学校を抜けると・・出雲街道の案内が・・
ここに四ツ塚・・・勤王の四士の墓か・・説明文もありました。
他にも・・・
どんどん行ってみよう
古い墓石群だって。。。
ここから旧出雲街道!
まずは・・・北側に向かったのだけど~ちょっと行き止まりでした。
戻って・・・そうか、東側へ
この先は、萬ノ乢(万能峠)ですが、その前に、芭蕉の句碑。
その先が・・・頂上で、播州と作州の境!
その昔は、この後で向かう杉坂峠が往来だったそうですが(そこには、太平記の・・そう、院庄の児島高徳の逸話で有名)・・・元々、高徳は、今の2号線の船坂峠で天皇を待っていたけど、天皇は、杉坂峠に向かって、高徳は向かったけど、既に天皇は過ぎていた・・・で、その後、津山藩主・森忠政が出雲街道をこの萬ノ乢に街道を設えたそうです。
向こうは播州(兵庫県、佐用町・・旧上月町)。
さて、せっかくなので、行けるだけ行きましょう!
今度は、土居神社(元々の一の鳥居は・・・街道沿いになったそうです)。
これが移転された一の鳥居みたいですね。
二の鳥居が見えてきました。
しっとりとした神社です。
そして、境内に・・・コヤスノキ~日本では、播州と作州の境の南部の・・さらに寺社林にだけ、自生しているそうです。
トラベ科トラベ属だそうです(と聞いても良くわからないですね)。
さて、まだ、ぐるりと回りましょうか。
厳かな雰囲気です。
静かです。
さぁ・・降りていきましょう。
境内沿いには・・・ホタルフクロなども・・・。
さて、今度は、JRを再び北側に出て、美作福城跡へ・・・。
馬落としとかもありますgさ・・鳥居があって、祠になっていますね。
苔むしています。
そこまで高いわけではなく・・・この辺りは、吉備高原の東端っぽくって、山々って感じではありませんね。
さて~もう戻るしかないか・・・
そうそう、蓮花寺さんの手前に、マップで見ると日曜だけ(他の曜日は、多分美作の道の駅彩菜館や特産館に出されているだろう)の「天然酵母パン風のつむぎ」さんに寄るつもりだったのですが、声掛けしてみると、AMで売り切れたそうでした。
丁度、土居宿への看板や、蓮花寺の案内などなど、
で、蓮花寺まで戻ってみて、ふと Google Mapを見ると、近くの山の中で・・・大滝神社って・・・知ったからには、行ってみましょう!
少し、登った辺りです。
創立二百五十年の記載。
祠って感じですが・・・昔は、蓮花寺と神仏一体でしたか???
可愛い・・葉っぱも!
250年記念が・・昭和51年・・もう、300年近く前に建立ってことですね。
さて、車に戻りますか・・・
あら、子猫が。。。さて、さっきの萬ノ乢のところに、八咫鏡発掘地の看板が・・・倒れていたのですが・・・

当時は、そのまま山を登ったのでしょうけれど、その後、宅地開発がなされたようで、北側から、入れます・・・これもしかし、なかなかの源平時代への浪漫ですね。
そして・・・・最後に、そう、児島高徳が向かったという杉坂にもせっかくなので、行ってみましょう!
史跡が整備されています。
ここも山の中です・・・中国地方の遊歩道が・・・蓮花寺からここまで、そして、ここを越えて、この間伺った大聖寺まで繋がっているようです。
そして・・・・ここは、昔も今も播州(兵庫県)と作州(岡山県)の境か・・・。
ならば~ここまで来たら、播州まで。
向こう側・・・・杉坂史跡(旧上月町・現佐用町・・・側の別途の案内板)
兵庫県側には、太平記の説明版も。
ほら、県境・・・そして、これはどういう植物??
そして、最後・・・途中のコンビニで・・・アイスと炭酸水!