2018.10/06
環境保健について・・・2つの読書

永野三智さん(水俣病センター相思社)の「みな、やっとの思いで坂をのぼる」

【水俣病】授業などで触れると、どうしても過去の事例として短い時間で、また病態として触れるだけになってしまいますが、社会としての病態は「今」まさにそこに根付いてしまっていること、改めて認識させられるとともに、一つひとつの章の著者の感じ方に頷くとともに共感させられます。あれ、2013年に水俣病歴史考証館に訪問させて頂いた時に、お出会いさせていただいたかしら?
 


加藤やす子氏の「シックスクール問題と対策」

電磁波過敏症や化学物質過敏症で特に香害(洗剤や柔軟剤などが特に)について、今回の著書(これまでも多く読ませてもらっていますが)では子どもさんたち(お母さんなども同様の症状もあって)と学校の問題。加藤さんとは学会などでもお出会いしている仲で、ご自身も同様の疾病を抱えながらジャーナリズムでこれらの問題を取り上げられています。