2017.8/21-24
北京で開催された国際労働衛生フォーラム・・・うちのラボに留学中のMin先生のボスからの招待で、大槻、西村&李で行ってきました。
21日と24日は、ほぼ移動のみ・・・22日は、開会式に参加の後、セッションを聞いて・・・
午後、少し経ってから、Min先生がスタッフとして忙しいというので、でも、ボスさんからは歓待をしてただくってことで・・Huming 先生(Min先生の後輩:女性)の案内で、紫禁城…故宮です。
西村先生と大槻は2005年にICORDで来た時に、訪れたのですが…もう(少なくとも大槻は)当時の記憶も薄れていて、新たな驚愕でした。
兎に角馬鹿でかい!!!
午門から…大和門へ
少し雨が落ちてきました。
大和殿へ…
しかし、なんていうか、大きさにも圧倒されるのですが、それぞれの彫刻とか、細かなところも、本当にすごいのです。
龍の頭? 雨樋な感じです。
中和殿、保和殿へと進みます。
多分、このあたりまでは、政務なのかな?? 奥に行くほど、プライベートなのでしょうか?
世界最大の木造建築で・・・建物の横には、水溜めがあって・・消化にも使うとの由
っていうか、なんといっても広い、大きい……圧倒されます!
明〜清王朝の…宮殿ですが、しかし、その権力の絶大さを思い知らされます。
まさに映画「ラスト・エンペラー」の世界ですよね!
坂本龍一氏が、音楽兼出演もされていたので映画館で見ましたが…ここでロケしたのですよね!
【元がつくったものを明の成祖永楽帝が1406年から改築し、1421年に南京から北京へ都を遷してから、清朝滅亡まで宮殿として使われた。】だそうです。
ほぼ500年ですね。
奥の方(北側)に行くと、リビングルームとかになってきます。
でも、一つひとつの細工も非常に細やかで・・それを当時の芸術家っていうのか、書家とか彫刻家とかが…造形していったのでしょうね。
寝室って辺り…婚礼用具などのところもありました。
内廷…北側は…少しこじんまりっていうのか、人のサイズに…庭園とかも、支配していた各地の様子を表しているらしくって…それは日本の大名庭園とかと同じ発想ですよね。
それはそれで、細かな表現にも圧倒されます。
この辺りで…一度、休憩!
いやはや…広い!!!
一つ々々を見ていたら、一日在っても足りませんね。
午門から結構、直行してきたので…まだ両サイドも見ていないのですが…
休憩で cold drinkを飲んで…そこからUターンっぽく、今度は、まず、西側に向かっていきます。
西側は…いわゆる大奥って感じの、皇太后や皇后が住んでいるところのようですが・・・
さて…そちらの方へ…でも、所々にギフトショップや売店などもあったのです。
雨が結構、強くなってきました。
いくつかはmusiumになっています。
唐三彩や・・・キリリとした仏像や、石像など。
清の皇后や皇太后の…歴史人物像のパネルもありました。
そこから…今度は、東サイドに移って、時計博物館です。
いやぁ、しかし、なんというか…この富も絶大ですよね!
面積は 725,000m2 と言われてもピンと来ませんが、皇居は115万平米なので、値だけでは、皇居が広いってことになりますが、こちらには、塀の外の天安門の方、北側の景山公園など、西側の池などを含むと相当大きいのかな。
さて…そろそろ扉が閉じます。戻りましょう。
超絶な大きさと、繊細な細かさが同居している貴重な空間でした。