2016.6/11
8年前に逝去した父の福知山の医師仲間であり俳句仲間である松山ひとし先生の句集「由良川」を頂戴しました。ステキな情景描写が心に染み入ります。そして処々医業に関わる句は,それよりも郷里福知山のお城や由良川(句集のタイトル)や花火大会の情景などもあり望郷の念に駆られます。ありがとうございました。
この度は素晴らしい句集「由良川」をお届けいただきました,まことにありがとうございました。いずれの句も,美しい情景の描写に感動いたしました。
私は,俳句については,両親みたいには造詣も深くなく,句に表現されている福知山城や由良川や花火大会の情景に,懐かしさとともに,その場面々々を切り取られた句の数々に,感動して読ませていただきました。
古里に天守閣あり初景色
天守閣花に埋もれてしまひけり
花咲いて天守と城下つながりぬ
花散って見慣れし城となりにけり
などは,懐かしい景色が浮かんできます。
由良川の土手の長さの流灯会
知らぬ顔ばかり混み合ひ花火待つ
そして,内科医師として活躍されて来られたことが垣間見れる句,
往診の一と間に汗の顔揃ふ
診断に処せねばならぬ寒の月
さらには,父・作詞,私が作曲で校歌を作ったこともありましたので
キャンドルや看護師となる卒業歌
などなど,本当に感動して拝読させていただきました。
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