2015.12/14
品川で日本免疫毒性学会運営委員会!
  
品川駅から徒歩すぐです。
  
初冬の都会です。
  

さて,前日は・・・八王子で講演をしたので,八王子泊でした・・・で,せっかくなので,高尾山!!!
JR八王子駅から中央線で高尾,そして京王に乗り換えます・・京王の高尾駅のホームからの風景と・・そして,高尾山口駅まで・・。
そこから案内板に従って・・・今日は運営委員会に間に合うように戻らないとならないので・・山頂まで登山ってことではなくケーブルカーで登る予定です。
9時過ぎにここまで到着ですが,それほど人は多くありません,登山装備の方々がいらっしゃって,登山道へ向かわれています。
15分刻みの発車まで・・・少し時間が・・
梺の駅は,「清滝」ですね。
はい・・ケーブルカーの展望を動画でお楽しみください。

高尾山駅に到着!
靄ってます!!!ガスってます・・霧ですか・・・でも,歩いて行きましょう!
蛸杉【参道を造る際に杉の根が邪魔になり切り倒すしかないとなった際、杉の根がタコの足のようにグルッと後方に曲がり参道が無事開かれたという伝説の巨大杉である。】だそうです。
モヤから浮かび上がる紅葉には,惑わされそうです。
最初の山門「浄心門」をくぐり,最初にモヤ/霧の中から神変堂が浮かび上がってきます。
【修験道の祖といわれる役行者が祀られており,役行者は役小角ともいわれ,神変大菩薩とは寛政十一(1799)年、光格天皇から役小角に贈られた名です】だそうです。
百八段の石段を登って女坂と男坂の分かれ目で急な方を登る途中から,これまた急な石段で仏舎利塔へ・・。霧の中で,幽玄の世界です。
いい雰囲気です。
仏教への帰依のような霧・靄ですね。
予定があるので,なんとなく気が急いてしまいますが,でも,ぐるりと回ってじっくり見させていただきましょう
全部,くぐって行きます!
ここだけでも,十分に感動しました。
修験場所もあり,立ち入り禁止です。
千手観音の先には,ボーイスカウト八王子7団の記念植樹と像がありました。
北原白秋の歌碑を見て・・今度は杉並木です。
杉並木(巨樹は47mにも達するとか)〜そして山門前の茶屋のワンちゃん
さて薬王院の山門に到着。霧の中に浮かび上がる姿に,実際以上の距離感を感じるのは,こちらの心の浄化が拙いせいでしょうか?
四天王:増長天・持国天・多聞天・広目天も迎えてくれています。
山門から仁王門まで・・。高尾山といえば,天狗です!
天狗の像2体がお出迎え,でもそれ以外にも縁結びや龍神など・・。
そしてここはお守り授与所,お護摩受付所ですが・・まだ開いてない時間帯でした。
仁王門を抜けて,御本堂へ・・。
一部工事中でした(年始は賑うでしょうから,その前に修復を,でしょうね)。
天狗々々です。細いカラフルな綱を持って「なむいづなだいごんげん」(南無飯縄大権現)と唱えます!
御本堂から少し入ると鐘楼堂,愛染明王の堂などに続いて大師堂。
真言宗智山派の関東三大本山のひとつであるので,空海(弘法大師)によって開かれた宗派ですもの,大師堂は重要ですよね!
それでも,若いカップルなどもお参りされていました。
あまりよく調べずに訪れたので・・・手探り足探りで・・・目に付いた方向に向かっています。
方丈殿,書院,客殿の辺りは,修行僧のみなさんがいらっしゃる辺りで,少しひっそりしていますが,季節の色合いに,寺院の建物が素晴らしく適合しています。
「大本坊」となっていて,山門は修行者専用です。
全体に極彩色な感じもありましたが,ここは・・仏教寺院っぽい色合い・・・黄葉が情緒を醸し出します。
まだ参拝の人々も少なく・・・静謐な感じですね。
さて・・「山頂へ」の案内のままに・・・
御本堂の奥・・・・急な石段を登ると御本社です。
境内社として,天狗社や福徳稲荷があり,「飯縄大権現」と記されています。
「飯綱権現堂」と称すると案内板には記されていました。
元々は開祖,行基が薬師如来を安置したそうですが,1300年代に飯縄権現を祀ったそうです。
境内社もありますね。
社の屋根の落ち葉が季節を物語っています。
まだ,奥に・・・かつ,ここも登山道の一筋の様ですが・・。
飯縄権現堂のさらに奥・・・奥の院・不動堂と浅間神社があります。
【不動明王(東京都有形文化財・彫刻)薬王院の奥の院である。江戸時代初期の寛永年間(1624年-1644年)の建立で、1953年(昭和28年)東京都指定有形文化財に指定される。四方3間の宝形造向拝付である。1959年(昭和34年)に改修される。本尊の木造不動明王及び二童子立像は寄木造り・玉眼・彩色で、室町時代以前で鎌倉仏の特徴を持つ優秀な作として、1962年(昭和37年)にこちらも東京都有形文化財(彫刻)に指定された[2]。本尊の他に行基菩薩・俊源を祀る】だそうです。
そして浅間神社は浅間大菩薩を祀ってあります。奥まった辺りで,まだ,霧も残っていて・・・深淵な佇まいです。
奥の院まで訪れて・・さて,時計とのにらめっこで(午後の会議に遅れる訳にはいかないので)・・それでも(スリーピーススーツに革靴,そしてリュックと手提げ鞄に沢山の書類を入れながらでしたが・・・),まだ,霧深い中・・・山頂目指して,少し速足でした。
なんとか速足で(少し息を切らせながら)高尾山頂まで辿り着きました。
あまり人もいらっしゃらず(まだ9:36AM),かつスーツに革靴は僕くらいですが・・そして,霧の彼方に幽玄の世界の様に,他の山嶺が見えています。
晴れていれば,それはそれで展望も開けるのでしょうけれど,12月の霧に包まれた山頂もいいものです。
〜あとは,只管,下山でした。
御朱印も頂戴しました。
ようやく霧・靄もあけてきました・・・
で,急いで下山です・・・降りてくると登る時には閉まっていたお堂なども・・・・
そしてケーブルカーで高尾山の麓へ。登る時には気付かなかったのですが,「むささび」の像とか・・・
そして,登りのケーブルカーを待つ人は外国人観光客を含めて長蛇の列・・・。タイミングはよかったですね!
ケーブルカーの乗り場,清滝駅近くに,不動院があります。別院です。そしてここからの登山コースもあるようです。一日余裕があれば,ずっと歩いて登りたいですが・・なかなか,今日はここまでが限界。そして京王の高尾山口駅のホームから氷川神社も見えました。