2015.2/11
大槻の「ブラリひとり旅」・・・何故か,朝を尾道で迎えて・・そのまま,尾道の上水道の水源地である久山田ってところです。
 
水源地の池から・・・地図によると「久山田ダム」って書いてありますね。。。
結構,市街地からすぐのところですよ
下まで降りて,昇って・・・・水源地一周計画です。
【1924年(大正13)竣工(日本ダム協会『ダム便覧』より)。1925年(大正14年)3月竣工した尾道市上水道創設時からあるダムで、取水施設(水源地)として造られたダムである】だそうです。
見下ろすとすごいですね。
そして,対岸に・・・尾道市立大学が見えています!
  
雨之水分神社っていい名前!
なんか懐かしい有刺鉄線もありました(錆ついているけど)
これが東支流ってことで・・地理的にはほぼ北ですが。。。
さらに道標には・・西で三原に・・って,これってでも300m弱の峠を越える道の様です。
水量は少ないのでしょうね・・・。
そして,北の支流・・これがあるから,さっきのは東なんだ・・・。里山の風景です。
お庭に・・・蝋梅
  
そして,もちろん,道路からすぐのところから,尾道市の管理区域ですね。
薪を使われているのでしょうね・・・
    
池に飛び出た高台には・・久山田八幡神社があるそうですが・・その燈籠など・・
そして,尾道市立大学です。西支流・・・ここまでで,堰堤から・・1.5km
この大学では,大槻が大好きな作家でいらっしゃる「光原百合」さんが,教授をお務めです。
そして,南支流・・・周囲は300m前後の高さの山々ですが・・ここには,いくつかから流れ込んでいた土地なのでしょうね。
   
さて,出発点まで

戻りましょう
【尾道市上水道の設計は、神戸市水道を布設計画した工学博士佐野藤次郎監修のもと元神戸市水道課長水野広之進技師が行なっており、長江浄水場と共にここの設計もその2者によるものである。「久山田貯水池堰堤」として国の登録有形文化財に登録されている。ダム湖「久山田貯水池」は2013年現在で尾道市上水道唯一の現役使用されている自己水源である。堤体右岸に半円状の取水塔がある[1]。計画取水量は2011年現在で5,000m3/日、計画高水位(HWL)+94.23m、計画低水位(LWL) +80.30m 。なお、尾道市は県水道「広島県沼田川水道用水供給事業」が全体で9割の供給量を賄っており、この久山田-長江系は残り1割の供給となっている。◆構造◆アーチ式コンクリートダムのようにアールを描いている[3]。躯体はコンクリートではなく、粗石の間にモルタルを詰め表面を石張でカバーしている「粗石モルタル積」になっている。『ダム便覧』では重力式コンクリートダムに分類され、登録有形文化財を管轄する文化庁の資料では重力式とアーチ式の複合型として記載[1]されている。同心円の副ダムも備える。】です。
堰堤のところには,碑も・・
    
なんか・・・1925年ってすごいですね。
  

さて,ここから流れるのは門田川なのですが,1kmくらい下流にも,栗原ダムがあります。門田貯水池堰堤ですね。
こちらの方が,小規模でしょうか? でも,新幹線の新尾道駅にも近いですよ!
    
さぁて・・大学に戻りましょうか・・