2012.10.20.
日本血液学会@京都ですが,まぁ,現在の立場では,この学会では,専門医の資格維持のために,発表することが必須,さらに代議員会には3年に1度は出ないとならないということで・・でも,その他の時間は,少し「ちょっと寄り道/ブラ@タケミ」にも充てることが出来ます・・・
で・・・会場の京都国際会館からぶらぶらと・・・・叡山電鉄の「岩倉」駅へ!
    
そして,終点・・「鞍馬」駅です・・・。
なんといっても鞍馬天狗・・僕は初めて訪れました・・・駅自体も,古い感じのいい雰囲気です。
さて,いざ,入山ですが・・・保育園が併設されていて,丁度,通園時間で,子供たちの声が大きく響いているのも,それはそれで朝の情景としていい感じでした。
しかし,堂々とした山門・・・阿吽の不動明王は,金網が一部,丁度,お顔が撮れる感じで空いていました(そう設えて下さっているのかどうか)。
【鞍馬寺(くらまでら)は、京都府京都市左京区鞍馬本町にある寺。1949年まで天台宗に属したが以降独立して鞍馬弘教総本山となっている。山号は鞍馬山。開基(創立者)は鑑真の高弟鑑禎(がんてい)とされている。本尊は寺では「尊天」と称している。「尊天」とは毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるという。】だそうです。
順路に誘われて,ケーブルカーに乗りました(徒歩でも行けた様ですが・・・)。その後の鐘楼の様子とともに・・・下は動画です。

可也,急な傾斜をケーブルカーは登ります。
到着すると,そこには多宝塔があります。
【京都盆地の北に位置し、豊かな自然環境を残す鞍馬山の南斜面に位置する。鞍馬は牛若丸(源義経)が修行をした地として著名であり、能の『鞍馬天狗』でも知られる。新西国十九番札所である。なお、鞍馬寺への輸送機関としてケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)を運営しており、宗教法人としては唯一の鉄道事業者ともなっている。】となっていますよね!
朱塗りのきれいな多宝塔でした。
さて,山中を・・・本堂に向かって進みます。
途中に弥勒堂
さて,本堂近くまで来ました。
確かに,かなり登ってきています。。。。山々の重なりが美しい・・・
ただ,早足の秋を見つけるつもりで北へって思ったのですが,それはまだまだあまり無かったですね!
自然博物館なども併設されていて・・・あちこちに石などの説明版がありました。
まだ,もみじもほとんどが緑! それはそれで・・・でも,雰囲気あります。ひと月後くらいが素適でしょうか?
ただ,この緑深い山に包まれるだけでも,いい感じです。
さて,本堂とその前の境内へ・・・虎の阿吽です。
【京都の北に位置する鞍馬寺は、もともと毘沙門天(四天王のうち北方を守護する)を本尊とし、併せて千手観世音を祀った寺院であった。しかし、鞍馬弘教立教後の現在の鞍馬寺の信仰形態は独特のもので、本尊についても若干の説明を要する。鞍馬弘教立教後の寺の説明によると、鞍馬寺本殿金堂(本堂)の本尊は「尊天」であるとされる。堂内には中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊が安置され、これらの三身を一体として「尊天」と称している。「尊天」とは「すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」であるとする。また、毘沙門天を「光」の象徴にして「太陽の精霊」・千手観世音を「愛」の象徴にして「月輪の精霊」・魔王尊を「力」の象徴にして「大地(地球)の霊王」としている。鞍馬寺とは、どこにでも存在する「尊天」のパワーが特に多い場所にして、そのパワーに包まれるための道場であるとしている。「尊天」のひとり、「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。】だそうです。
広い境内で・・また,山の上なので・・気分が,広がります。
【本殿金堂の毘沙門天・千手観世音・護法魔王尊はいずれも秘仏であるが、秘仏厨子の前に「お前立ち」と称する代わりの像が安置されている。お前立ちの魔王尊像は、背中に羽根をもち、長いひげをたくわえた仙人のような姿で、鼻が高い。光背は木の葉でできている。多宝塔に安置の護法魔王尊像も同じような姿をしている。このことから「鞍馬天狗」とはもともと護法魔王尊であったと思われる。また、16歳とされているわりに歳をとった姿をしている。】とのこと!
御朱印を頂戴しました。
境内の木々には,それでも秋が近付いてきています。
境内には,ほかにもいくつかの堂などもあって・・・
寺務所というか庫裏というか・・・も,しっかりとした建物ですね。
誘われるままに・・・奥へ・・・鐘楼があります(動画は冒頭で紹介しました)。
ずんずんと歩を進めていきましょう!
半分くらいのいわゆる観光客さんは・・この境内くらいまでですね・・でも,幾人かは,もちろん,山深くへと進まれていました。
鐘楼に到着,一撞き,気持ちを静謐にして,打たせていただきました。
さて,まだまだ,奥がありますが,いくつかの碑や・・石などの説明や,句碑・歌碑なども・・・
与謝野寛・与謝野晶子の歌碑・・そして・・
書斎がここに移転されて設置されているそうです。
山々の連なりは,水墨画の様で・・・
博物館もあって・・ここから,更に山中へ・・・木々と義経の修行の後・・・そして奥の院へと案内板が出ています。
杉木立と,いくつかのお堂が点々と・・・。
木々の根っこも,なんかすごいですね・・・いつか倒れないだろうか?
義経公 背比べの石だそうです。
  少し脇道に逸れて・・大杉権現社!
標高は600m弱の様ですが・・この辺りは,結構,頂きに近いかも?
どこかの幼稚園の子供たちも来たのかな? がんばったね!
芸術のような木の根や倒木を見ながら,少し下り坂になって・・・僧正が谷不動尊
義経堂というのもあります。
そこから少し進むと「奥の院」でした。
思いの外,多くの人たちが,ここで休憩中!
さて,ここまで来る途中くらいから地図でわかったのですが,このまま山を北西に降りていくと・・・貴船神社に至るのですね・・・時計と相談しながら・・・おりましょう!
山の中・・・です。ただ,貴船神社から叡山電鉄の貴船口駅まで2kmと書いてあるので,最後を考えると,急ぎ足になって・・・・途中は,飛ぶ様に降りてしまいました。
そして,貴船川のせせらぎ・・・っていうか,小さな段差が付けられて滝のようになっていて,その音が聞こえてくると・・鞍馬寺西門に到着でした。