2011.3.20.記

201.3.11.東北関東大震災が生じました。

米国出張からの帰国便の成田到着直前の地震の発生で,羽田に変更,そして岡山便が幸いにも航行したので,無事帰ってこれました。

しかし,その後ニュース報道などを観るにつけ,更に原発の問題も加わり,未曽有の被害が出てきています。
まだ,情勢が不安定な部分もありますが,それでも9日が過ぎ,報道の中にも,復興へ向けた取組が紹介されてくるようになりました。

大槻は,2010年4月から地元のRSK山陽放送・・・AMラジオで,土曜夜9-11時の生放送バラエティ番組「Radio Camnet 丸の内」で,「Camnet相談所」というコーナーを受け持って,毎週,リスナーさんからの質問に,医学医療的に真面目に答えたり,時には,少しふざけ気味に回答したりしてきました。

このラジオ番組も,2011/3/12ならびに3/19の放送では,通常の構成を変更して震災の被災地の皆さまに送るメッセージを送りました。

大槻は,「復興支援ソング」を自作してきてギターの弾き語りをしました。

本当に,新たな復活を遂げて頂きたいと心から祈っています。

歌詞と曲を紹介します。 (YouTubeはこちら
作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱 by 大槻剛巳


3.11.その後
無機質な何か 数えてる様に 数字だけが 報道の渦に 舞い上がっている
白煙が閉ざす 見えない壁なら 表わす意味 分らないままに 怯え出している
おびただしい瓦礫 陸上の船に 横転する トラックを越えて 凍りついて行く
沈みだす土地に 哀惜も告げず 当惑さえ 放心の顔で 彼方を眺める

そんな中 一つずつ 朝が来る
 
 目と目を 見つめ合い
 手と手を 触れ合って
 心と心を 寄せ合う時に

暗闇と寒さ 忍ぶなら今と 安否さえも 伝えきれないなら 積雪に惑う
物資さえ未だ 届かない土地に 吐く息さえ 弱まってしまう 空気が固まる
美しい星の 残酷な仕打ち 怨むよりも 拍動する鼓動 打ち続けて行く
一つたりとても 尊厳を込めて 重き命 それぞれの胸に 受け止め続ける
 
そんな中 一つずつ 朝が来る

  目と目を 見つめ合い
 手と手を 触れ合って
 心と心を 寄せ合う時に

    いつか甦る 仲間と共に

    きっと甦る みんなと共に

    いつか甦る あなたと共に