2011.6.20-21
京都府立医科大学図書館で,「がん予防学会2011 in 京都」でした。
いつもお世話になっています酒井教授が会長を務められたので,西村先生,熊谷先生&大槻で参加してきました。
  
西村&熊谷の発表の座長は,豊國先生(二人の前の発表もされました),そして,酒井先生からの質問も・・・。僕らと仲良し(?)の堀中さんはシンポジストでした。
西村先生の発表です。
  
そして,熊谷先生!
非常に興味深くご質問を頂いた先生と西村先生・・・大槻はポスターでした
  
大槻のポスターは,縦書き??? あまり科学的ではないですが・・・(笑)
でも,これまであまり参加していなかった学会では,これまでとは違う観点からの質問を受けて,勉強になりました。
会場は図書館でして,看護学部とかもある処でした。
緑が沢山です。
歴史ある(川崎医大も,なんだかんだと,昨年40周年でしたけれど)・・・処は,その深さを感じることが出来ます。
屋内も・・・・
こういった展示に,歴史を感じて・・・そういえば「医史学」というジャンルもありますね・・・。
   

行きは,新幹線(さくらに乗車)→京都→東福寺→(京阪)神宮丸太町で,鴨川沿いを行きました。
ネコちゃんも居ました。
梅雨の・・傘は要ることは無かったですが,曇天でした。
 
さて,二日目・・・向かう途中で,行願寺さんです。
【行願寺(ぎょうがんじ)は、京都府京都市中京区にある天台宗の寺院。山号は霊ゆう山(「ゆう」の漢字は「鹿」の下に「匕」)。本尊は千手観音。通称、革堂(こうどう)。西国三十三箇所第十九番札所である。】です。
そして,少し晴れ間の差してきた昼休み・・・会場近くの散策です。
まずは,梨木神社!
御所の・・・すぐ傍です。
雨上がりで,緑が深いです。
【梨木神社(なしのきじんじゃ)は、京都府京都市上京区にある神社である。旧社格は別格官幣社。明治維新に大きく貢献した三條實萬(さねつむ)・三條實美(さねとみ)父子を祭神とする。境内の井戸の水は「染井の水」と呼ばれ、京都三名水の一つとされる。京都三名水(醒ヶ井・県井・染井)のうち、現存するのはここだけである。 また境内には約500株の萩が植えられており、別名萩の宮とも呼ばれており、9月中旬〜下旬には萩祭りがおこなわれる】だそうです。
沢山の方が,「水汲み」に来られていますね。
【久邇宮朝彦親王の令旨により、三条家の邸宅跡に三條實萬を祀るための社殿を造営し、明治18年(1885年)、地名からとった梨木神社の社号と別格官幣社の列格を受けて創建した。その後大正4年(1915年)、大正天皇即位を記念して、子の實美を合祀した。】だそうです。

続いて・・・道路を挟んだ向かいの廬山天台講寺さんです。
源氏物語執筆地・・・・紫式部邸宅址だそうです。
そう思って観るせいか・・・上品に風格が感じられます。
源氏物語には,紫陽花はないのですが・・・。
【比叡山天台18世座主元三大師良源によって天慶年中(938年〜947年)に船岡山の南に創建されました。寛元元年(1243年)に法然の弟子である覚瑜が船岡山の南麓に再興、中国の廬山にならって蓮社を結び道俗貴賎が群集し、廬山天台講寺と号しました。室町時代に応仁の乱で焼失した後、元亀3年(1571年)、織田信長の比叡山焼き討ちは正親町天皇の女房奉書により免れたが、豊臣秀吉の寺町建設によって天正年間(1573年〜1593年)に現在地に移った。度々の火事のため、現在の御仏殿(通称本堂)と御黒戸(通称尊牌殿)は寛政6年(1794年)、光格天皇が仙洞御所の一部を移築し、女院、閑院宮の御下賜でもって造営されたものです。明治維新までは御黒戸四箇院と云って、宮中の仏事を司る寺院が四ケ寺ありその中の一つでありました。けれども、廃仏毀釈により宮中より天台宗にお預けになり、明治天皇の勅命により当山のみが復興され今日に至っております。】とのことです。千年以上の歴史ですよね!
本当に,京都のお寺さんは・・・歴史の深さを踏みしめる地面から感じることが出来ます。
鐘楼も。。。古から響いてくる様で・・・。
池田遥邨氏の筆塚・・・ついこの間まで,倉敷市立美術館で「池田遥邨展」でした,大槻は6/12に行ってきました。
そして,式部由来の・・・展示は庫裏内で,拝観料を御払いして・・眺めてきました。
中庭は「源氏庭」です。
梅雨の合間の陽射しも入ってきて,陰影が美しくなってきます。
そうですか,ここであの源氏を・・・といいつつ・・僕は,全編は読んでないですね・・谷崎訳あるいは円地訳をいくつか・・・です。そして桔梗です。
でも,中には(勿論,撮影禁止ですが)国宝の絵巻もありました。すごい!
 
他にも,ここには廟などもあって,塀の向こうは,会場の京都府立なのにって思うと,時間を飛び越えてきた感じです。
こういった感じで,京都はよろしおすなぁ・・って思うのですよね
また,白壁と緑の木々がよいコントラストです。
「源氏庭 匂い始めし 桔梗かな」なんて,オソマツ
石を水面に投げて,波紋が静かに消えていく様に,気持ちがそっと落ち着いてきます。


そのお隣は,清浄華院さんです。
塀を隔ててこっちは,少し良い意味で,大振りなお寺さんです。
この「大殿(御影堂)」が,まさしくそうですよね!
そして,丁度訪れた時に,読経の音/声が響き始めました。

(動画 ↑ クリック)
【清浄華院(しょうじょうけいん)は京都市上京区にある浄土宗七大本山の一つである。山号はない。平安時代に清和天皇の勅願により円仁が開基した。】だそうです。
【起源は貞観2年(860年)に清和天皇の勅願により慈覚大師円仁が御所内に仏殿を造営に着手したのが始まりである。浄土宗となったのは開祖法然の教えにふれた後白河天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇が戒めを受けた縁により法然にこの寺が与えられたからである。そのため法然を御内道場中興の祖とし念仏の開祖としている。】だそうです。
そういえば,大槻は5/15には,法然誕生の岡山県久米南町「誕生寺」に行きました。
介護老人福祉施設なども,行われている様でした。


街角でふと見かけた,町の案内板!

帰路も,大阪からは「さくら」でした。
晴れてきました。神崎川です。