2011.3.6-9.
米国 Society of Toxicology のThe 50th anniversary Annual Meeting に参加してきました。
Washington D.C. の Convention Center で催されました。
今回も,西村先生,前田先生,熊谷先生,そして大槻は,それぞれポスター発表してきました。
去年程ではなかったかも知れませんが,沢山の方の質問などを受け,充実した発表が出来ました。
やはり,discussion出来るのはいいですね。
香山先生,李先生,角田先生もいらっしゃってました。
2006年日本免疫毒性学会を主催した時に招聘させてもらったミネソタ大のRpof. Jean Regal も観てくれていました。
今回のもう一つの大切な役割は,日本免疫毒性学会からSOTの50周年を記念してブース出展をしたことでした。
中村和市先生,吉田先生と準備を進めていて・・・ポスターは大槻が作りました。
そしてうちのスタッフもとっても沢山協力してくれました。本当にありがとうございます。
ポスターはパネルでなく垂れ幕に貼る感じでした。
ボールペンと手裏剣型のマグネット・・・100個ずつ準備しましたが,マグネットは1日目で,ボールペンペンは2日目にはなくなりました。
こんな様子でやっていました。
そして,大槻が主催した第13回にISOT/ISSから招聘させて頂いた,Prof. Jean Regal も来てくれました。
さらに今回は,大槻の企画(作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱・デザイン)の日本免疫毒性学会主題歌も配布しました。
200枚準備していきました。後述のSOTのISS (Immunotoxicology Specialty Section)のmeeting/receptionでも配布して,180枚くらいははけました。感謝!
お隣は日本トキシコロジー学会のブース,事務局の白神さん(倉敷ご出身)は鶴を折ったりされていました。
そして,日本免疫毒性学会の運営委員でもあり,日本トキシコロジー学会でも,メインメンバーの高橋先生とも御一緒に写真におさまりました。
北里大学の角田先生からも写真をおよせ頂きました。いつも感謝です。
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昨年は大槻が日本免疫毒性学会(JSIT)からの派遣で,シンポジウムの企画・座長・発表をしましたが,今年は旭川医大の吉田先生がワークショップで座長と発表をされました。
Identification of chemical respiratory allergens: Principles and new developmentsでした。
chairは吉田先生とUKの Dr. Ian Kimberでした。
聴衆も多く,好評でした。
50周年を記念してISS/SOTもポスターを! 中村先生も今,幹事です。
-----------3/09の夜はISSのmeeting/receptionに出ました。
熊谷先生! HESI travel award 授賞です!!
昨年の前田先生に続いての快挙です!!
セレモニーの中では,JSIT(日本免疫毒性学会:Japanese Society of Immunotoxicology)を歓迎してくれています。
吉田先生--welcome,
そして,僕らのブースの主題歌に関しても祝福してくれました!
そのセレモニーのスライドやいろんな賞の受賞の様子です。
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今年の代表は Dr. Burns-Naas, Leigh Annです。
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これまで日本免疫毒性学会に来られた先生も沢山いらっしゃいました。 |
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中村先生は,次年度は大役です。 |
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アメリカ式のセレモニーで,若い子たちも元気に賞をもらっています。 |
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来年は2008年に日本免疫毒性学会に来られたDr.S. B. Pruett です。 |
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沢山の賞があります。 |
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最大の名誉のVos賞。娘さんのスピーチでした。, |
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receptionでは,僕らの作ったポスターも好評でした。
結構,大きな会場でしたが,一杯でした。
さあさあ皆さん・・・CDをお持ち帰り下さいね!!!
アメリカの会場は本当に広いですね!
たくさんの人が集まっていますが・・・でも,今年は,ブース役で,3日目の J Immunotoxicologyの編集委員会と吉田先生のセッション以外は,ずっとブース密着でしたけれど・・・。
とにかく,アメリカの会場は広いです。
来年は,San Franciscoです。
到着の日は,前田先生のホテルの近くで,夕食!
3日目のISSのreceptionの後は,コンベンションセンターのビル内の,居酒屋で!!
日本でビールをタンクでもらえるように・・・タワーです。
西村先生も,香山先生も日参したとか・・・
日本食も沢山で,枝豆とかたこ酢とか・・・前田先生はアボカドロールです。
水曜の夜は,KARAOKEタイムだそうで・・・大槻も唄っちゃいました。
お恥ずかしい!
さて,今回はブースにずっといたので,あまり観光は出来ませんでした。
前田先生は会場近くの Hampton Inn,僕らは徒歩15分くらいの Holiday Inn でした。
1日目の夜・・・前田先生と熊谷先生と・・・少しMallの辺りをうろうろ・・・もう夕暮れです。
そして,2日目・・・朝,会場入りする前,そして夜ブース終了後に,所謂 washington D.C. の Mall と呼ばれる辺りを歩き回りました。
ホテルからホワイトハウスの方へ歩きはじめましたが,あらゆる十字路とかに銅像などが一杯です。
National Geographic Society のビル・・・この機関誌は,定期購読もしていましたね! そしてスクールバスは本当にアメリカっぽいです。
途中で白バイの警官隊が! 誰か要人がどこかのビルに入られるって感じでした。
そして,White Houseの裏手側に到着です。
僕が留学していた頃は,Clintonさんでしたが,今は,Obamaさんですよね!
僕も留学していた時に,一度,長く待ってホワイトハウス見学しましたが,この日もlong lineが出来ていました。
正面からです・・・なんか,工事中で,前はもうちょっと近くまで行けた様に思ったのですが・・・。
ワシントンモニュメントですね。そして,ツアーのバスが沢山います。
SOTはいつも3月なので・・・緑が少ないのがちょっと残念です。
向こうの煉瓦の建物は多分 U.S. Dept. of Agricultureでしょうね。農水省です。
The Mall の1本北側の道路を東へ! 自然史博物館の裏手です。
EPA----環境省って感じですが,丁度,EPAのブースは僕らの向かいでした。
Justice Deptなどもあります。
さて,会場に向かいます。
1日目は日本免疫毒性学会でもランチョンを主催してもらっているハンチントンさんのreception にこのお店に行かせてもらいました。
チャイナタウンにはそれっぽい門もありました。
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さて,その日の夕方から暮れるまで,The Mallの辺りを歩き廻りました。
スミソニアンの彫刻庭園です。
スケートリンクも併設されていて,何人か,楽しんでいました。
あっ,リス! そういえば,留学中はアパートの近くとかでよく見ましたね!
もうNartional gallery of Artは閉まってしまった時間でしたので・・・外見だけ・・。
Capitolが夕陽を一杯に受けていました。
そしてモニュメントの方は,夕暮れに浮き上がっていました。
Natural History Museumのルタンダの丸天井です。
そしてair & Space Museumの処に,梅の木が2本,結構満開でした。
そこからThe Mallの南側を西に向けてあるいていると Smithsnoian Hirshhorn Museum です。彫刻庭園です。
ロダンとかミロとか・・・もうすごいです。
桜の木が一本・・・一分咲きって感じでしたが,和めました。
【実業家 Joseph Hirshhorn の個人コレクションを展示するためにつくられた美術館。】です。
可也,これだけでも圧倒されます。
こういうのがそのまま散歩がてらに観れるっのがいいですよね!
現代風のも沢山あります。
この丸いのの処では,黒人のお兄ちゃんと,少し「これは何を意味するのかねぇ?」なんて話したりしました。
本当に,沢山あります。所狭し・・・までではないですが・・・
本当に,2日くらいあったら・・・この近辺の博物館を観て歩くのですが・・・。
まるで御神籤を結わえるように・・・でも,それはしたら行けませんよ!って
本当に,いろいろな造形です。
この赤いのは・・・入りきらずに,庭園の外にありました。
スミソニアンのCastle や African Art Museum などの処には,メリーゴーランドもあります。
なんか・・・夕暮れは,すべての景色を美しく,ちょっと儚げに,そしてなんだか芸術的に見せてくれます。
Capitolもホントに輝いています。
ただただ・・・広い景色を眺めるって感じですね。
そしてWashigton Monument も夕暮れに浮き上がっていますし。。。。
モニュメントの廻りには,星条旗が並んでサークルを作っています。
少し西側の方へ廻ると,また,色合いも変わってきて・・・。
この辺りの芝生のある処は,本当に広大ですし・・・歩いているだけで,景色に新しい発見がある様です。
向こうには Jefferson Memorialが見えていました。
そして,遮るものがないので・・・西の方は,本当に夕暮れそのものです。
モニュメントを今度は西から眺めます。
そして,National World War II Memorial です。相互に,鎮魂しましょう。
ここは,あまり観光気分でなく・・・祈りと反省でしょうね,やっぱり。
この時も見かけましたが,結構,観光気分で写真を撮っている日本人旅行者には,ちょっと苛立ってしましますよね,ここは。
それはでも,一つのある種の平和なのでしょうか・・しかし,世界では紛争も絶えませんが・・・。
さて,だいぶ沢山歩いて,だんだん,暗くなってきました。Lincorn Memorial です,大きい!
アメリカの修学旅行みたいな皆も,日本人みたいに,記念写真を撮っています。
確かに,Malfan症候群ですよね,この姿は!
結構,それで時間が経ったので・・・記念館を出た時には,もう真っ暗でした。
Vietnam Veterans Memorial もあります。
この電話帳の様なのは,兵士の名前でしょうか・・・。
さて,ホテルに戻っていきますが,処どころで夜景も残してみましょう!
いっくつかのビルディングはどこがどこかもうよく判りませんでした。
これはホワイトハウス・・
丁度この日は,コートジボワールで大統領が一般市民を銃撃したと云うニュース,これは,帰りの日にダラス空港まで送ってくれたガーナ出身のタクシーの運転手のお兄ちゃんも嘆いていました。
さて,こうやって丸々3日間,宿泊4泊で,日本に戻ったのですが,帰路のANAが成田空港に着陸する直前に東北地方太平洋沖地震が発生。
飛行機は成田空港が閉鎖になったので,羽田に着陸。滑走路で相当待って,それでもビルに入れました。
幸いな事に,羽田の国際線ターミナルから国内線ターミナルへのシャトルも動き出した処で,そして,岡山便は定刻やや遅れてちゃんと運航されたので,なんとか,戻れましたが,その間,飛行機で一緒だった,その日沖縄へ飛びたかった米人の方や,中国へ飛びたかった中国女性などの相談にも少し乗りながら・・・彼らも無事に動けたかしら。
そしてそれよりも翌日には既に死亡者行方不明者含めて千人を超すレベルという被害の報道。マグニチュードは8.8でこれまでの観測史上最大規模とのこと,津波の被害なども甚大な様子です。
なんとも申し上げ様もありませんが,只管,御冥福を祈り,お見舞いを告げたい気持ちで一杯です。
群発地震の様になって,その後も長野や中越でも大きな地震が生じている様子です。
イタリアの Prof. Mario di Gioacchino,今回出逢った ISS/SOT の Dr. Gary R. Burleson そして2009年にうちのラボに来ていたオーストリアの医学生,Mr.
Johannes Setz からも気遣ってくれるメールも届きました。
天災はどうしようもないとは云え,やはり,本当に被災地の皆さま,お一人でも御無事でありますようにと,願い,祈るばかりです。 |