2010.5.9-11
仙台国際センターでの日本衛生学会です。
初日,午後半ばで会議の終了から夕刻まで少し時間がありました。
以前に訪れた時も,会場周辺は歩きま回ったのですが,青空に誘われて,また,フラフラとブラ@タケミです。
広瀬川は・・穏やかに流れて・・・「青葉城恋唄」を思い出します。
会場の左手奥には,広い中庭が広がっています。緑と青が良いコントラストです。
花々も・・・
カレンに・・・
また,会場右手が広瀬川で・・・高い木々があったりと・・・旅情あふれます。
花水木も満開
一転して,静かな穏やかな空間の春です。
ぐるりと会場の周りを散策って感じです。
そして道路を挟んで西側には,東北大のいくつかの建物が並んでいます。
深い森も残っています。
学生さんたちは,帰路へつくのに,バス停に一杯!
そして前にも散策しましたが・・・「三太郎の小径」です。
【川内キャンパスの附属図書館向かいから、弓道部の部室横を通って記念講堂の外側を周遊するかたちで支倉常長像を経由し、仙台市 博物館の前庭に至り、キャンパスに戻って中善並木を通って図書館入り口付近に帰る約四キロの周回路が、近代日本を代表する哲学者・
阿部次郎名誉教授(一八八三〜一九五九年)を記念する散歩道です。石田名香雄総長時代に、生誕百年を記念して大学と仙台市が協力して整備したものです。散歩好きだった阿部先生の代表作『三太郎
の日記』にちなんで、「三太郎の小径」と名付けられました。ハイデルベルクや京都の「哲学の道」を意識して、構想されたようです。樹木の種類も豊富で、四季を通じて楽しい散歩道です。とくに美
しいのは桜の頃、新緑の頃と萩の花のこぼれる頃です。仙台国際セン ター越しに市の中心部を望むあたりには、同郷の歌人・斎藤茂吉の歌碑があります。二人の友情を記念して一九九〇年に建てられました。博物館の前庭には、俳句「白雲の行方を問はむ秋の空」と『三太郎の日記』の一節を刻んだ阿部先生の生誕百年の記念碑があります。四季折々に散歩道を慈しみ、思索を楽しみましょう。】
とのことです。
ほらこんな風に・・・街中とは思えません。
青葉城のお膝下っていうか・・・青葉山公園でもある様です。
こんな歴史もあるそうで・・・武家達が佇んでいたのですね。
八重桜はまだ満開!
まだまだ,桜も楽しめます。
そして,ちょっとした高台になっていて,国際センターや街もよく見えます。
反対側(西側)は,東北大学の百周年記念会館だそうですが・・・その前の広場には,学生さんが一杯!
とにかく,春の夕暮れで,陽射しに目映い木々の緑と空の青です。
そして青葉城の方へ・・大手門の方へ向かいますが・・・ビオトープの様な湿地もあります。
そして大手門,こちらの白壁です。
ここには,支倉常長氏の象があります。
【支倉 常長(1571年 - 1622 年8月7日)は、江戸時代初期の仙台藩士。伊達政宗の家臣。慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航し、ローマでは貴族に列せられた。幼名は與市、初名は六右衛門長経、洗礼名はドン・フィリッポ・フランシスコ。】
ですよ!
大手門の辺りです。
この坂の上は・・・上記2006.5.11.の様子でご覧ください。
会場の周りをぐるりとした感じで・・戻っていきましょう。
五色沼と長沼がありますが,これは外堀だったのでしょうね?
この先には,仙台市博物館もあります。
【昭和 26年に仙台伊達家から寄贈された資料群(伊達家寄贈文化財)の保管・展示・研究のために、仙台城三の丸跡に昭和36年に開館。昭和61年には同地に全面新築、現在に至る。延床面積1万800平方メートル、総2階、鉄筋コンクリート。平成13年に国宝に指定された慶長遣欧使節関係資料や、重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織、豊臣秀吉所用具足、三沢初子所用帯などの他、仙台伊達家からの寄贈資料をはじめ、江戸時代を中心とした仙台藩に関わる歴史・文化・美術工芸資料など約9万点を収蔵する。常設展示は季節ごとに展示替えを行い、随時約1000点を展示している。】
だそうですよ!
さぁ,戻ってきました。
ちなみに,国際センターの中には,郷土伝統工芸品の展示もありました。
さて,出る頃には夜です。
平和の鐘が浮かび上がっていました。
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