2010.4.2.

さて,今日はとある患者さんの検体のことで,笠岡第一病院へ!
病院からほんお僅かの所に・・・道通神社がありました。
【猿田彦命・応神天皇を祀り、交通安全・開運授福・諸願成就の神社として多くの信者を持つ。特に猿田彦命について西日本一由緒深い神社として遠くからの参拝も多い。元は、毛利元就の家臣陶晴賢が笠岡城主であった永禄年間(1560年頃)笠岡道通谷(現富岡地区)に建立され、近郷住民の崇敬社として栄えたが、戦国時代に荒廃し形骸を留めない状況となった。この頃戦乱による荒廃に併せ、飢饉・悪病の蔓延と住民は塗炭の苦しみにあえぎ、占い師に占ってもらったところ「これは道通様の祟りである。」というお告げがあった。そこで、当時から信仰の島であった横島に移して祀ったところ災害・悪疫もなくなったといわれている。】
ということです。
【猿田彦命は天孫光臨の際、ヤチマタ(道がいくつにも分岐した交差点)に立って道を照らして道案内をした神といわれ、今日では交通安全・開運授福・船玉の神として崇拝される。】
そうか,だから交通安全なのですね。
天狗様も,お馬様もいらっしゃいます。
境内社も沢山です。
奥まるほどに,狛犬に年季が感じられるのは・・・
ちゃんと撫でておきました。
【また、道通神社はその名前の示すとおり“道通様の神社”という、もう一つの顔を持つ。“道通様”は首の回りに黄白色の輪のある“トウビョウ”と呼ばれる小さなヘビで、人に憑いたり、祟ったりするものとして恐れられ、これを鎮めるため祀られる。この道通信仰は、中国・四国の瀬戸内海地方にみられる蛇神信仰で、各所に“道通様”が祀られるが、ほとんどがこの横島の道通島の分社といわれ、西日本全域から参拝者を集める総本山的な位置にある。腹痛、神経痛にご利益があるとか、金運に恵まれるとも言われる。また、受験祈願の参拝者も多い。社の裏手には信者によって奉納された瓦製の小さな家がたくさんあり、漫画家水木しげる氏によって、蛇の家として全国的に紹介される。】
あらぁ〜,社の裏手は見なかったです・・・そうですか・・また今度!
そして,今年は・・・ことさらに桜です。
結構,お参りの方が 多くいらっしゃいました。
本当に,熱心に手を合わせられていました。 願うこと,それが心の支えとなること それは大切な想いだと感じます。
そして桜はやはり はかなく散るから美しいのでしょうか?
花曇の天候でしたが・・・花はお構いなしにけなげに美しさを誇っています。