2010.1.28.

今日は,12時から岡山県医用工学研究会の役員会 その後はシンポジウム,そして交流会でした。
今日のシンポジウムは岡大の新しい入院棟で行われました。
 
でも,こんな古い建物や・・・そうそう遺跡が出たんですよね!
 

1/25のWebNews ASAHIからの抜粋ですが・・・・・
【岡山大学埋蔵文化財調査研究センターは23日、岡山大鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町2丁目)の鹿田遺跡で、第20次発掘調査の現地説明会を開いた。今回は、中世後半から近世初頭にかけての屋敷跡と、大正以降に建設された旧病棟の基礎約40本が掘り出され、参加者らは鉄筋コンクリート製の大きな基礎の間を行き来しながら、かつての町並みに思いをはせていた。鹿田遺跡は、弥生時代から江戸時代にかけての集落跡などが見つかっている複合遺跡。1983年から調査が続いている。今回は中央診療棟の建設に伴って、昨年10月から約2500平方メートルの範囲を調べていた。その結果、室町時代から戦国時代にかけて掘られたらしい幅4・5メートル以上、深さ1・5メートル以上ある溝が出土。約40メートル四方の土地を区切るように掘られていた。さらに、大型の礎石が残った複数の柱穴や、猿の形をした美濃焼の水滴、染め付けの器などが出土した。こうしたことから、同センターは、有力者が生活する大規模な屋敷があったと推測。過去の発掘結果も合わせ、集落は南北約70メートル、東西約290メートルになるとしている。同遺跡で中世から近世の屋敷の様子が明らかになるのは初めて。同センターの山本悦世調査研究室長は「溝は屋敷を守る防衛用とも考えられ、武士のような人たちが生活していたのではないか」と話している。】
だそうですよ・・・。すごいっていうか,でも,この地に建築予定の棟があって,その予定がぐちゃぐちゃだとか・・・。
   
シンポジウムの様子です。公文教授(会長),そして特別講演の理研(神戸)の尾上先生です。
交流会では,現在,医療福祉大学副学長,うちのMEの教授で,岡大の生理学の教授もお務めになられた梶谷先生が乾杯の音頭を取られました。
そして,11階のカンファレンス室で・・・で。南北には硝子があって・・・良く見えます。岡山市街!!
   
ホテルオークラ岡山も見えていますし・・・山陽新聞本社ビルは結構,高さを競っていますよね。
    
また金甲山辺りや・・・津々浦々が見えるって感じでした。


さて,テクテク?楽部っていうかブラ@タケミですが・・・
行く前に途中寄り道で・・・岡山市妹尾の・・・栗村神社へ寄ってきました。
こんな由緒ですが,読めますか?
 
でも,参道も長いし,白壁に門があって・・・なんだか,ちょっと佇まいも独特でしたね。
【栗村神社(和田の宮):妹尾東磯の氏神、妹尾東磯・西磯の産土神ともいわれる。祭神 妹尾叔奈麻呂命妹尾叔奈麻呂命は、吉備津彦の軍に協力して、吉備地方平定に功労のあった神である。追われて逃げのびた二人の賊は早島に住みつき、やがて海上通行船に対して悪事を重ねるようになった。島の住民の願いに応じて叔奈麻呂は栗坂鴫名軍と共に早島の賊を攻めたが、なかなか退治することはできなかった。そこで、吉備津彦命の親衛隊の応援を得て、遂に平げたというのである。叔奈麻呂は潮瀬の小岬に住んでいた。その家が海に向かって建っていたので、輪田と称した。後に南の栗林に居を移したので「和田の栗村」というようになったと伝えられている。「社僧 盛隆寺」大福新田が開発された時、新しい土地に入植した農民達は、古新田からは主として北大福村へ、妹尾本村から主として中大福村・南大福村へと移っていった。妹尾本村から中大福村と南大福村へ移住した人たちは、神仏の信仰については妹尾本村との結びつきが強かった。現在、氏神としては、三社宮・外野八幡神社が祭祀されているが、同時に栗村神社へ宮まいりするならわしも強く残っているのである。】
だそうです。
屋敷みたいな感じが少し・・・それと裏山みたいなのと境内が続いている感じが醸し出されていました。
相当しっかりした新年のお飾りです。
さて,本殿が岡山市の有形文化財に選ばれたそうです。

確かに歴史の重さを感じさせてくれています。
  
いかがでしょうか・・・この本殿は,様子が気に入りました。
境内の後ろ〜東からつながっている小高い丘の上は,なんだか桜があるのかな? お花見スポットの様です。
すぐ横には中学校や,近くには小学校もある様ですが,一瞬,静謐な時間が・・とどまっているようでした。
天満宮もありました。学問の神様です。
さて,戻っていきますと・・・
 
瓦の所に・・・・これは,亀ですよね・・きっと。
結構,たくさん・・・ありました。
実は鳥居までは,少し離れていて・・・寄った道すじは参道に横入りする感じだったのです。
この白壁があるのもよいですね。
午前中は雨だったので,空も少しどんより・・でしたが,それがまた,佇まいを静謐にさせていました。
  

そして・・・鳥居横には,もう一つの文化財・・・「つちえの井戸」がありましたが・・・蓋が設えてありました。
黒猫君も居ましたけれど・・・。
 
さて,そろそろ・・・鹿田へ向かいましょう。
いい参拝になりました。