2009.6.21.

さて,第8回産官学連携推進会議に参加のあと,少し早退で(第2日目は展示中心でしたので)・・・

実は,去年エッセイにも書きましたが,昨夏に父の逝去がありました。
少し早目なのですが,一周忌です。
変換するとこの様に出てきますが,1年目は周期ーで,ひとめぐり・・・むかわり とも呼ぶそうです。


さて,京都駅から山陰本線ですが・・・。
これは,ターミナル駅です。 
ですので,少し離れた・・昔は,山陰1番線,2番線でしたが・・・今は,共通になって・・・32/33番ホームです。
舞鶴にも5〜10歳まで済んでいました。こんな特急の名前もあるのですね・・。  


今回,久しぶりに山陰線に乗って・・・
園部から綾部まで・・由良川上流を,その支流の高屋川沿いを走りますが・・・
川面は非常に深い谷の中で,その両端かなり高いところを鉄道と道路が進んでいます・・。
中国山地の一番東のはずれのあたりですよね・・。

そして,車窓は緑いっぱいでした,それでも!
附属高校のころには,長期休暇で実家の福知山に帰ると,中学時代の友達とかと,京都まで映画を見に行ったりしていて,結構,乗ったはずですが・・。

そして,菩提寺の洞玄寺さんのある福知山の一つ手前の駅,石原(いさ)で降車します。
途中,雨が降ったりもしましたし,出発の京都はどんより梅雨空でしたが・・・ここだけ,そしてこの時だけ,初夏の空です。
この石原駅の周辺からは中学の学区になっていて,同級生も多かったです。
田中,大槻が多い町々で・・・中学の頃は,6組ありましたが,大槻はいつも3人くらいいて・・名前でしか呼ばれたことがありませんでした。


さて,洞玄寺さんです。

家族は倉敷から車ですが・・ちょっと早めに着きました。


参道の階段には紫陽花が・・・。

こうやって改めて入ってみても,よいお寺さんですね・・。


山門も立派ですし,初夏の暑さに,でも,まだ,爽やかさを残している空気によく似合います。


境内がすごく広い訳ではないですが,でも,きちんときれいにされてらっしゃいます。


    
  
本堂も,しっかりとしていますし・・・どっちりとしていて,心が落ち着きます。


さて,牡丹園がありますが,逝去した父が寄進しました。そして,句碑が残っています。
花の頃もよいです・・今年も寄りました。
そして,でも,夏空の下でもそれは心を洗ってくれます。
  

さて,ぐるりと回りましょう!


いろいろと堂もありますね・・。

しばらくは,家族を待ちます・・早めに着きました。
風が渡っていきますので,それほど暑さもひどくなく・・・ちょっと読書しましょう!



思い起こすと,父の告別式も本当に暑いさなかでした・・。
この暑さは,そして初夏の日々は忘れられないめぐりを呼び覚まします・・・。
重ねて,合掌とともに,そして,心の奥に深く誓いを刻みます。