2007.2.11.

仕事ということでもなかったのですが,明石に行きました。新幹線とか最近は普通に山陽本線とかで,明石駅から櫓が見えたりしていたので,一度,歩いて見たいなぁってことだったのです。
明石藩は,1617年,信州松本から小笠原忠真が入ったことで始まりとのことです。
天守閣(石垣までは築かれたらしいですが,最終的には作られなかったとのこと)はなく,本丸に御殿を築いて,四隅に三重の櫓を配したものだったそうで,現在は,そのうちのニ櫓が残っているそうです。
櫓の辺りから東には,天文台や明石大橋の鉄塔が見えています。
ヴォランティアの観光案内の方が土日は櫓を解放され,説明もしてくださいました。
明石駅のまん前にあります。お堀があって,白鳥が居て,前庭の所は,広場になり,木々があり・・デート中の若い二人連れもいましたし,家族連れも居ました。暖冬の今年,陽射しも暖かく,気持ちがのんびりになりました。
日時計がありました。 カラクリがあって,時を告げるように,動きます。 櫓が青空に映えています。

「中部磯次郎」銅像もありました。
慶応2年明石の魚の運搬仲買業「林兼」の倅と生まれ,後々大洋漁業を創立する人です。大洋ホエールズ(今のベイスターズ)だったり,南氷洋捕鯨華やかかりし頃の話ですけれど・・・立身出世伝ですね,,
二の丸から東の丸の辺りです。石垣は算木作で,角の処は,順番に長い辺を交互に組み合わせているとのこと。
前庭の東側は,「武蔵の庭園」となってます。
櫓の処で,ボランティアの方に聞いた話によりますと,明石が城下町として形成されていった頃,丁度,宮本武蔵が姫路城に居て,で,武蔵に城や町の普請を任せたとのこと・・・武術だけでなく兵法や,或いは,作庭にも優れいたようで,武蔵により庭をもたれているお寺もあるそうです。で,丁度,NHK大河ドラマで武蔵が取り上げられた年(岡山県でも,大盛り上がりでしたけど),所縁ということで,ここに武蔵の庭園を作られた(観光名所ということですよね)そうです。