2007.6.6.

長島愛生園です。
邑久長島大橋渡って行く様子です。
そして,入り口の案内があり・・
長島の中の,砂洲に近いような細いところを超えると,愛生園です。

今日は,小豆島も非常によく見えてました。
最初は,本館(歴史館)で,ビデオと展示を見ました。
最初は収容桟橋を見ます。・・・
別れの桟橋でもあった・・のです。
興味深い展示です。
そして,収容所(回春寮)です。
木枠の窓の向こうの蔦の緑が・・・外と中を区別していて・・それは・・・この愛生園をある面,物語っているようで・・・
監房跡です・・・・・・蟹が居ました・・・・・・・蟹は,それでも浜から出て行ける・・のでしょうか?  今は土砂が崩れ落ちて・・・埋まりつつある監房跡は,そのまま埋めてしまいたい気持ちと・・・後世に伝えるための証となる部分と・・・・・
その後は,納骨堂へ向かいました。

「黙 祷」
その後は,軽い坂道ですが・・恵の鐘へ昇りました。遠く淡路島もかすみながら見えてました。
しかし,そこにある句碑には,患者さんたちの,いうにいわれぬ苦しい思いや・・・あるいは,病気のために視力がなくなったことで・・隣の誰かは小豆島が見えている,その視力はうらやましいけれど・・・でも,見えれば,出て行きたい気持ちが,なおさら募るので,見えない方が,苦しみは少ないかも知れない・・というような想いもあったように,感じました,
自治会の宇佐美さんのお話を聞いて・・・で,帰路につきました。邑久光明園の辺りに海岸から・・・邑久長島大橋を今度は愛生園を後にして・・・・・・・最期の写真は,旭川の河口辺りですが・・・・・・。

想いに捉われる見学です。