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東本願寺は、浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といい、御影堂には宗祖・親鸞聖人の御真影を、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。
真宗本廟は、親鸞聖人があきらかにされた本願念仏の教えに出遇い、それに依って人として生きる意味を見い出し、同朋(とも)の交わりを開く帰依処・根本道場として、聖人亡き後、今日にいたるまで、数限りない人々によって相続されてきました。
親鸞聖人は、師・法然上人との出遇いをとおして、「生死出ずべきみち」(生死の問題をのりこえる道)は、「往生極楽のみち」(念仏の道)として見い出されました。
それは、人として生きる意味を見失い、また生きる意欲をもなくしている人に、生きることの真の意味を見い出すことのできる依り処を、南無阿弥陀仏、すなわち本願念仏の道として見い出されたのです。
だからこそ、それは人々にとって大いなる光(信心の智慧)となったのでした。そして同じようにその道を求め、また歩もうとする人々を、聖人は「御同朋御同行」として尊敬し共に歩まれていったのです。
心静かにご参拝いただき、親鸞聖人があきらかにされた浄土真宗の教えに耳を傾け、お一人お一人の生き方の有り様を教えに問い尋ねてくださることを念願いたします。
とのことです。 |
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