12/1 朝・・・丸太町まで地下鉄で・・・京大会館まで歩く間・・・御所/京都御苑を抜けて散策しました。

間の町口から入ったことになります。
まずは,閑院宮邸跡があります。まずは,閑院宮邸跡があります。
なんとも冬の朝の少し冷たい陽射しに映えて,穏やかながらキリリとした佇まいでした。

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宗像神社が鎮座してました。「京都御所の宗像神社は、延暦十四年(平安京創立の翌年、795年)、後の太政大臣藤原冬嗣公が桓武天皇の名によって、皇居鎮護の神として祀られたのが始めです。」との説明です。
比較的こじんまりと・・と云ってもバチは当たらないと思いますが・・でも,紅葉も綺麗!
彩りの季節のせいか,本当に落ち着く感じの境内でした・・・。
周囲の喧騒からも離れ・・・なんだか,悠久に入り込んだようでもあります。

九州の宗像神社は「古事記」「日本書紀」にも記載がある古ですし。。。
苔生す社の屋根が時間を超越してしまいますね。
その上,毎年,季節がくると色付く木々・・・。巡る時代と変わらない時と・・。
絵馬が普通と少し形が違いますね。。

そして,いくつかの副社が見られます。
冬の色合いも見えますし・・・。

この後,研究会に行って発表することを忘れそうな・・・。
所々ですが・・・秋です。少し寂寥を伴いつつあります。
それでもこの日の朝は,陽射しが柔かい印象でした・・・その分だけ,気持ちも柔かくなってきます。
さて,引き続いて厳島神社です・・・九条池という旧九条邸跡ですね。
池の向こうにはは,拾翠亭があります。

「拾翠亭は今から200年ほど前の江戸時代後期に茶室として建てられたもので、貴族の茶室らしく、遊び心にあふれた建築と言われています。」ということだそうです。
小さな池なのですが情緒が,風情が漂うようです。なかなか・・素適な感じです・・厳島神社は平清盛が母・祇園女御のために安芸の厳島神社を勧請したのが始まりといいます・・・そうです。なるほど!
建礼門大通りが見えていますが,九条池の辺りから,鷹司邸跡の辺りなどが,ところどころに見ごろの紅葉や銀杏! 秋が満載って感じです。
・・・勿論,松なども多く・・・秋を探して駆け寄って・・という感じで写真は撮って行きましたけれども・・・。「秋探訪」って響きが良いじゃないですか・・・。
仙洞御所や大宮御所の周囲の壁・・そして丸太町通り側に富小路口があって・・・そこここにはとっても見つけ易く秋が一杯でした。
ただ,今年は11月半ばくらいまで朝晩の冷え込みが緩やかだったので,それほど極めた色合いにはなっていない印象ではありますけれど・・・。
でも,地下鉄駅から学会会場まで歩く途中で,こんなに秋満喫ってのは,極上の楽しみですよね・・。
同じ週の新宿御苑はアマチュアカメラマンが一杯でしたが(向こうは入場料を取るからだろうか),こちらは普通に朝の散歩やジョギングの人達が多かったです。
富小路のテニスコートではプレイしている人達もいましたし・・・。普通の生活の中の秋って感じでしょうか?
そろそろ研究会の始まる時間も近付いてきて,なんだか駆け足で秋探し・・してしまった感じでした。
それでも,高校の1日旅行でやっぱり秋に京都御所訪れて以来(その時は,偶々,一般公開の時だったような・・・30年以上前の記憶ですが・・・),比較的ゆっくりと御苑を歩きました。
そして,寺町御門から出て行きました。

大きな銀杏も黄色に染まってました・・・・。秋よ,秋  ですね。

「なのにあなたは京都に行くの」・・ってチュリッシュですが(分かるかなぁ?)・・やっぱり古都は素適です。