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11/29 日本免疫毒性学会の運営委員会まで時間があったので,初めて,新宿御苑に入ってみました。江戸時代には,信州高遠藩主,内藤氏の屋敷があった地だそうで,明治39年に御苑が誕生し,皇室の庭園となっていたそうですが,戦後,国民公園となり,一般にも親しまれて来ているそうです。
確かに,200円の入場料にあまりある圧倒の庭園でした。 |
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何故か・・千駄ヶ谷門から入る形になってしまいました。最初に迎えてくれるのは,桜園地でしたが・・。 |
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勿論,今の時期は葉も落ちて,むき出しの木々です。 |
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そして,芝生広場を抜けるようにして,日本庭園の方に向かって行きました。 |
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←:カツラの木でしょうか? |
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さて,しばらく行くと「旧御涼亭」に付きます。 |
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旧御涼亭は,昭和天皇のご成婚をお祝いして創られたそうです。かつ,台湾在住邦人の方から贈られたとのことで,このような異国情緒のある建物なのですね。 |
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旧御涼亭からは,中々,趣向のある池や中島などを,覗くことが出来ます。
この日は,陽射しも暖かで・・気温の寒さを補ってくれてました。また,漸くでしょうか,秋らしい彩も観られるようになってきていました。 |
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池の水面を穏やかで・・・
実は,学会発表も前日に終了し・・運営委員会も,事後報告だけですし,気持ちは,久しぶりにゆったりでした。 |
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今年は,朝晩の冷え込みがなかなか訪れなかったので,錦秋には少し遠いのですが,それでも,鮮やかな木があります。 |
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そして,なんと・・アマチュア(でしょうね)カメラマンさんたちが,大きな三脚を抱えて,本当にびっくりするほど沢山来てらっしゃいました。 |
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僕の場合は,質より量で撮ってますけれども・・・。 |
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日本庭園には,やはり池が似合います・・穏やかな水面の場合は,映る景色も素晴らしくて・・・。 |
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いつものように,記念写真!
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池には鯉が・・。 |
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こちらは上の池です。入苑したあたりが,中の池・・・ネーミングは,至極当たり前ですけれども・・・。 |
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勿論,水鳥もいます。そして散策路は四方へと延びて行きます・・・・巡るのが,結構,大変になるくらいに・・・。 |
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本当に東京・新宿のど真ん中って感じではありません〜東京はでも緑が多いですよね〜確かに! |
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明るい陽射しでした・・・そして,昼休み頃には,とっても多くの入苑者で,皆,思い思いに昼食を採ったり・・・で,ちょっとびっくりするくらいの人手でした。 |
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もう霜月も最後になっての秋色でした。それも染まりきるって程ではなかったですが・・・でも,去年はここまで色付く木々を眺めなかったような気もしますので,この日は本当に心を洗うに素適でした・・・・・・実は重たい鞄を抱えていたので,気持ちが清くなるのとはウラハラに,身体はだんだんきつくなっていったのでしたけれど・・・。 |
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右の写真だけでなく,遠景には借景のように,高層ビルです。これが叉新宿! |
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新宿門の方まで着ました。ここも広い芝生です。子供連れのお母さんも沢山でした。 |
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所々に燃える秋が認められるのも美しいものです。・・降る様な秋ではなく・・それでも,遠くに色付く木々を見つけると心が躍るような,そして,少し落ち着かせてもらえる様な,儚さを探すような印象を抱いてしまいました。 |
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そして小福桜と十月桜が花を咲かせていました。これもまたびっくりの贈り物! 気持ちが湧き立ちます。 |
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←と↑では古木がオブジェです。 そして,イギリス風景式庭園の方へ向かいます。 |
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銀杏の黄色は盛りという感じ・・背の高い木々なので,少し押し寄せるような黄葉です。
幼稚園か保育園のお子達も来ていましたね。 |
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重要文化財である旧洋館御休所などを経て,改めて広い芝生を突っ切って,再び,千駄ヶ谷門の方へ向かいました。途中には,ヒマラヤスギの巨木もあります。
そして,池に近付くと,叉,日本風の庭園様式に変わって行きます。 |
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池を中の池〜下の池へと伝って歩きます。そこここに秋が見つけてほしそうに,蹲っている印象でした。 |
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池の畔には,色ずく木々が,なんだか隠れているようです。見つけてあげたいような・・・でも,ひっそり我関せずと,自分だけのために装いを替えているようでもあり・・・。 |
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それでも極上の秋が,潜んでいます。 |
素適な秋です。日々の雑事を忘れて,感嘆!
それだけです。 |
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そして,赤に黄色に・・燃え立つ秋は,誇らしげでもありますが,どことなく枯れ行く前の |
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寂しさも感じさせてくれるようですね・・・。
そして,僕らは外套の襟を高く立ててしまうのです・・・。 |
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今年の秋は,赤や黄色が緑と一緒です。 |
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織り成す錦秋は,それでも時を忘れさせてくれるほどに,際立ってきます。 |
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少しだけ目を離すのが辛い気持ちで,次の風景へと歩いて行きます。そこには一抹の寂寥ですね・・・。 |
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さて,「プラタナスの枯葉舞う冬の道で」と「風」で唄ったのは北山修氏ですが,こちらのフランス式整形庭園では,プラタナス並木が美しく・・そして,バラ花壇も見られます。薔薇も微笑むように咲いています・・・・・。
プラタナス並木のベンチで一人・・・別に人生を儚んだ訳ではなく・・ちょっと疲れていたので,休息を取りました(いやはや,鞄は重かった!) |
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そして玉藻池の方へ動きます。 |
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玉藻池は御苑のルーツで,江戸時代に完成していたそうです。内藤家の庭園「多摩川園」だそうです。
こちらはどちらかというと緑の深い印象でした。 |
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大木戸門の辺りで休憩所もあります。歩きつかれた・・・・・・というより書類一杯の鞄を肩に食い込ませすぎて・・ |
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ここの休憩所でのんびり・・は,格好でした。また,大木戸門側にも大きな銀杏の黄色が天に向っていました。
秋・・秋・・が,それでも一杯でした。 |
大木戸門を抜けるところの建物です。
また,大木戸門の横の木々の色付きです。
最後に出る前に・・・御苑の看板も撮りました。 |
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そうそう,そして忘れてならないのが,温室です。秋を探していた僕には・・少し違和感でしたけど・・・ |
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どうも硝子を用いた洋風温室の始まりの一つらしいのです。 |
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蘭(は,写真を撮りませんでしたけど)もありましたし,蓮も大きいです。文旦や椰子類・・・ハイビスカスなども,咲き誇っていました!
良いですね・・まだまだ別の季節に訪れれば,その季節なりの顔を見せてくれそうです。 |
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そして,御苑を後にしました。
今回,初めての訪問でしたが,素適に歩かせてもらえました。
秋を見つけに・・・。
そして,気持ちを洗うが如く・・・・でした。
さて,別の季節にも足を延ばせるかどうか・・・また,訪れてみますね・・・。
木々たちへ・・・。 |